彷徨する旅のアーカイブ

旅先や日常で出会った「非日常」の記録

2021年冬・日奈久温泉ひとり旅 vol.2【日奈久百景編】

日奈久温泉2日目は、お天気もよくて絶好のお散歩日和。3度目ということもあり、お気に入りの場所を再訪しつつ、今まで行ったことのないスポットへも行ってみようと、観光案内所でもらった観光マップを片手に散策スタートです。

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日奈久温泉の中心地。奥に見える建物は柳屋旅館

CONTENTS

赤煉瓦倉庫跡(日奈久赤レンガ倉庫 レンガのひろば)

日奈久港からの海を眺めつつ、まずは観光案内所からすぐの赤煉瓦倉庫跡へ。

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日奈久港

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レンガひろばには山頭火くまもんが!

大正10年に建てられた赤煉瓦倉庫は、日奈久港から荷揚げされた荷物の保管や、日奈久温泉の各旅館に冷蔵庫が普及していない頃には氷倉庫として幅広い用途で使用され、近年ではイベント会場として利用されていたそうです。

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当時の建物の外観と内部(解説板より)

2016年の熊本地震により破損、翌年には残念ながら解体。現在その跡地には、周辺住民や熊本高等専門学校の学生らの協力により、赤煉瓦倉庫で使用されていた実際の煉瓦を使った広場が作られています。

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煉瓦倉庫と同じオランダ積みで積み上げたベンチ

一番最初に日奈久を訪れたのが2005年だから、その時にはまだあったんだね。見てみたかった。「いつまでも あると思うな 建築物」(に限らずすべてにおいて)だなぁ・・・。

木賃宿 織屋

レンガのひろばのすぐ隣には、流浪の俳人、山頭火も3日間ほど滞在したという木賃宿 織屋があります。

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なにやらとても古そうな旅館組合の木札

元々は旅籠屋で、ここからそう遠くないところにあり、大正時代に今の場所に移築。その際、炊事に必要な薪の代金ほどで泊まれるといういわゆる「木賃宿」になったとのことです。木賃宿は相部屋が原則で、二階に寝泊まりし、泊まり客が多い時は隣の煉瓦倉庫も利用されていたそうです(解説板より)。

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山頭火が宿泊したのは昭和5年

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山頭火グッズ(ご当地タオルほしくなるよね。ていう前回別の場所で買ってた)

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日奈久を代表する福岡の有名人、ゴリけんの俳句も飾られていた

1階の奥に炊事場は炊事場があります。いい感じの竹細工も(日奈久は竹細工が有名)。

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味のある古いマッチ箱。今はもうなお店なんだろうなぁ。

いろんな人たちが昇り降りしたであろう味のある階段を登って、寝泊まりしたという2階へ。

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ここで知らない人たちで寝泊まりしてたのかー。プライバシーの確保されない空間はわたしには無理だな!

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なぜか熊本の地にアイヌ

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古そうなお守りもありました。宮崎の天岩戸神社のものなのかな?

足手荒神(あしてこうじん)

お次は日奈久温泉街のはしっこにある足手荒神へと向かいます。何度往復したかわからない日奈久の路地。

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大好きなだるまの看板(右の建物)がある通り

こちらも毎度おなじみ狂気を感じる張り紙であふれた酒屋さん(褒めてる)。

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くまモンと同じくらい日奈久ではよく見かけるゴリけん(名前も似てる)。2年振りに見たらパラシュート部隊が増えてた(ご当地ネタ)

そうこうしているうちに足手荒神へと到着。

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こじんまりとした無人のお堂

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真ん中に足手荒神、左右には薬師如来と恵比寿さまがお祀りされています

以前も訪れたことがあるのに今回初めて気付いたことが!

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あああああああ

ああああああ足と手があるーーーーー!!!!!

足と手の形をした板には、参拝にきた人たちの願い事が書かれています(名前や住んでいる地名が書かれていたので写真撮る時に裏返しました)。

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たくさんの奉納された手足が束ねられています

足手荒神についてwikiってみました。

足手荒神は、手足のである。民間信仰を起源とし、手足の病気や怪我に悩む者がその快癒を祈願するもので 信仰の特徴として手型や足型を奉納することが見られる 。中にはギプス松葉杖などを奉納するものもある 。他人が奉納した手型、足型で患部をなでる例もある。信仰される地域は、秋田県福岡県熊本県大分県などで、四国に及んでいるとの報告もある。(抜粋)

なんと、一部の地域でしか信仰されていないのかー!九州を中心にしてるのに、だいぶ北に飛んで秋田にもあるのが不思議だね。ルーツは同じなのだろうか・・・。足手荒神をあちこち巡りたくなってくるーーー。

というわけで、私も奉納してみたよ!!!

ほんとは足型がよかったんだけど、書いていないものがなかったので手型を選びました(1枚300円)。他の方々の祈願内容を見ると、やはり病気関係のものばかり。私の場合、今のところありがたいことに健康体で何の問題もないので、こじつけ的な内容ではあるけれど以下のようなお願いを書いてみました。

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改めて読むと文章変だな・・・手が健康って・・・

次行った時は足型を奉納するぞ(何度でも行きたい日奈久温泉)。健脚祈願したい!いつまでも元気に旅できますようにーーーーー!!!ってね。

ばんぺいゆ神社

日奈久温泉を気ままにぶらぶらして目に付いた真っ黄色い鳥居の神社。

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青い空に眩しいほどのイエロー!

登録有形文化財の有名な旅館である金波楼の敷地内(裏側)にありました。以前行った時になかったはず・・・。おそらく2020年頃に新設されたものと思われます。祠の中にはばんぺいゆの枝が奉納されており、豊穣(特に柑橘類)、世界一祈願、金運向上、夫婦円満、縁(円)結びといったご利益があるそうです。

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祠の屋根の両端にはおだんごみたいなばんぺいゆ

「神社」と書いているからには、ちゃんと正式な儀式とかを経て作られているのかしら?その辺りもっと詳しく知りたい・・・

太閤越え(たいこうごえ)

温泉神社へと向かう途中には「太閤越え」という豊臣秀吉が島津征伐に向け通った道があります。

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密かに電車好きには絶好の撮影スポットかと

線路沿いにあるこちらがその道。

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秀吉が通った道〜!!!

元々は地元の人たちが温泉に入浴するために通っていた道だったそうです。前回は解説板を読むだけでしたが、今回はちょっと奥まで足を踏み入れてみることにしました。

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なんの檻・・・。もしや人が入っていたのでは・・・?(と、妄想する遊び)

薄暗くて・・・個人のお墓もあって・・・なんかこわかった・・・・・。今は放置されてるみたいだけど、昔は畑があって、柑橘の栽培とか、生き物を飼ったりもしてたのかなーと思いました。

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なぜか地面には陶器製の「碍子(がいし)」(電柱と電線を絶縁する部品)がたくさん落ちているのも不思議だった(最初わからなくて、SNSで博識な方に教えていただいた)。ひょんなとこから知らなかった知識を得られてちょっと楽しかったです。

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有名な有田焼の香蘭社のロゴ入り。香蘭社は日本初の碍子メーカーなんだって

相撲座敷と温泉神社

ちょっとした冒険をした後は、これまた温泉神社へと向かう途中にある江戸時代の相撲座敷へ。

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お気づきだろうか・・・(右奥にくまモンがいる)

以前に比べ整備されているようで、古代の遺跡のような雰囲気が若干薄まっていてた・・・。苔むして蜘蛛の巣がはっている雰囲気が好みだったのでちょっと残念(どんな感じだったかは以前のブログをご覧ください)。ちゃんと活用されることは良いことなんだけどねー。

ライティングで影絵が浮かび上がるような仕掛け?もありました。

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スポーツの影絵っぽい?

ちょうどオリンピックの時期だったから、このような催しをしていたのかな?わたしの滞在時にはライトアップされなかったので、どんな感じになるのか見てみたかったです。

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温泉神社から見下ろしたところ

野外劇場として使用したらとても素敵なのでは?と思うんだけどどうなんでしょう?演劇とか、演奏会とか。楽しそうだけどなぁ。有名どころじゃないと、集客とか騒音とかあっていろいろ難しそうだけどね(言うだけならタダ)。

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木鼻ちゃん

毎度お馴染みの温泉神社へも無事お参りをすませ、ほっと一安心!

日奈久百景

ここからは日奈久温泉ぶらぶらダイジェスト!実際に訪れた時に、どこの場所か見つけてみてね〜。

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くねくねくねくね

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縦写真が多いのはわたしの好みだからであります

まだまだ続くよ日奈久旅。

【使用カメラ】film:OLYMPUS OM-1digital : FUJIFILM X-T3、SIGMA quattro dp3

2021年冬・日奈久温泉ひとり旅 vol.3へつづく▶︎▶︎▶︎

栃木・福島ひとり旅2021⑦【会津若松・前編】

和泉屋旅館に別れを告げて、会津田島駅から会津若松駅へ(移動中、車窓から野生の猿2匹が追いかけっこしてるのが見えてテンションあがった!)。会津若松駅に着いたのはお昼の11時前でした。

CONTENTS 

会津若松周辺

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会津といえばあかべこ!(X-T3)

まずは宿に荷物を預けに行こうと街中を歩いていると、民家に獅子のイラストが描かれた垂れ幕を発見。

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桜が舞っていてなかなかカッコいい!(X-T3)

調べてみると、会津若松市の無形民俗文化財にも指定されている会津彼岸獅子という郷土芸能でした。春分の日に笛と太鼓を打ち鳴らしながら三匹の獅子が演舞し、市内を練り歩いて豊作や家内安全を祈る伝統行事とのこと。見てみたい!

さらにぷらぷら歩いていると気になる建物がちらほら・・・

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気になる建物の側面!増築増築増築(X-T3)

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丸窓に胸きゅん(SIGMA)

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建物を這う美しき紅葉(X-T3)

駅近の宿に無事荷物を預け、早速会津若松市内観光スタートです。この日は午後からあいにくの雨予報で、すでに空はどんよりとしたくもり空。雨よ、まだ降らないでおくれ・・・。そう願いながら歩き始めました。

蚕養國神社

まず訪れたのは蚕養國神社(こがいくにじんじゃ)。養蚕守護の神として広く知られ、農、工、商、諸業繁栄、交通安全守神として信仰されている歴史ある神社です。

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(X-T3)

なんと!蚕の繭で描かれた鳥居や文字の額が奉納されていました。

八幡神社

お次は八幡神社へと向かいます。蚕養國神社から歩いて行くにはなかなかの距離でした・・・。

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神社へと向かう途中で見つけた緑に浸食される自動車にキュン!(film)

こちらに行こうと思った理由はGoogleマップの画像で仁王門に大わらじが奉納されているのを見たから。仁王門の中に古い仁王像がいらっしゃるのではないかしら・・・!??という期待のもと訪れたのですが・・・

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大わらじ発見!!!(SIGMA)

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数十年前に奉納されたという大わらじ(X-T3)

中はがらんどうの真っ暗闇でした・・・。しょぼん。
がっくりしつつも、ちゃんとお参りするために、山門をくぐり階段を登っていきます。

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無人の神社(X-T3)

ひとっこひとりいない敷地内にちょっとどきどきしつつも、昭和レトロなかわいい絵馬を発見してしあわせー!!!(単純)

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時代を感じさせます(X-T3)

気づけば薄暗い空からはぽつりぽつりと雨が降り始めていました。本降りになる前に辿り着きたい場所があったので、急いで次なる目的地へと向かいます。

白虎隊士埋葬地

すると、たまたまあの有名な白虎隊の最初の埋葬地であるという墓所を通り過ぎます。飯盛山での自刃後、遺骸は埋葬を許されずに野晒しになっていたのを哀れに思った吉田伊惣治が、西軍の目を盗んで遺体を運び埋葬したのがこちらお寺とのことでした。

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松の木が印象的でした(X-T3)

飯盛山

そしてついにたどり着いたのは、その白虎隊が自害したという飯盛山!(へと続く参道)。両脇にはお土産物屋さんが連なってました。

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白虎刀!(X-T3)

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魅惑的な薄暗い通路(X-T3)

白虎隊の墓

なかなかの長さの階段を登った先に、白虎隊のお墓があります。

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階段の隣には有料の「動く坂道・スロープコンベア」(SIGMA)

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階段を登り終わって下を見下ろすとこんな感じ(X-T3)

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白虎隊のお墓

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朽ちた順路の看板(X-T3)

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白虎隊の御朱印(X-T3)

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白虎隊記念館もあります(X-T3)

こんな風に当たり前のように白虎隊の紹介をしてますが・・・

実はここに着くまで白虎隊に関係している場所だなんてまったく知らなかったんだ・・・・・(ごめんよ)

わたしはさざえ堂が見たいんだ!さざえ堂!!一体どこなんだーーーーー!!!!!(心の叫び)

会津さざえ堂(円通三匝堂)

Googleマップを見てもなぜかぜんぜんたどり着けないので、勘だけを頼りに歩いていきます。頂上のすぐ近くの売店の中を通り抜けると、飯盛山から下界を展望できるスペースに出ました。

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まだなんとかお天気はもっています(X-T3)

展望スペースとは反対側へ行ってみると・・・

い、いたぁぁぁーーーーー!!!!!!

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迷ったおかげで上から見下ろせるスポット発見できた(X-T3)

やっと、やっと出会えました・・・感涙

大学生の時に澁澤龍彦のエッセイでその存在を知り、ずっと行ってみたかった会津さざえ堂(円通三匝堂)です。

ワクワクしながら下へと向かいます。

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ちゃんと順路の案内看板がありました(X-T3)

念願のご対面!!!

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(X-T3)

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うねうねとうずまく龍(SIGMA)

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左の建物は宇賀神と、白虎隊十九士霊像がお祀りされている神社(X-T3)

思ったよりもとっても小さくて可愛らしかった。好き!

さざえ堂前にある受付で拝観料を払い、ついに中へと足を踏み入れます。

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頂上の天井には千社札がびっしり(X-T3)

通称の通りまるでさざえのような螺旋状の構造になっており、行きの人と帰りの人がすれ違わないという一方通行の摩訶不思議構造となっております。建物の中心では、反対側の通路を歩く人を覗き見ることができました。

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わたしのいる下り側から、登り側の通路をパシャリ(X-T3)

現在は絵額が飾られている堂内各所にある壁面の厨子の中に、江戸時代には西国三十三観音像が1体ずつ安置されていて、さざえ堂をお参りするだけで一度に三十三観音参りができるという構造になっていたそうです。

言葉で説明してもちんぷんかんぷんかと思いますので、ぜひ実際に訪れて体験してみてください。あと、こちらのサイトがとても分かりやすくて面白かったので読んでみて!

何度も何度も上り下りしたくなります。というかやりました笑

さざえ堂の内部をたっぷり満喫していると、突然外からがやがやと騒がしい声が聞こえてきます。

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さざえ堂の中から見下ろす(SIGMA)

し、修学旅行生・・・!!!これはゆっくり見ることができんぞ・・・。

と、恐れ慄きつつ、そのわいわいがやがや感が実はとっても楽しかった。ちょうどコロナが落ち着いてきていたところだったので、よかったねぇと思ったり。堂内に入ってきたときはすごい音がして怖かったけど笑

さざえ堂の図面

さざえ堂を何度もおかわりして大満足したあとは、同じ敷地内にある売店へ。さざえ堂の図面を購入するためです。

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ミニチュアかわいい(X-T3)

白虎隊の手ぬぐいもあって、それもすごくよかったのでもちろん購入!

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図面見ても構造理解できないけどね笑(iPhone)

宇賀神堂

売店のお隣には五穀豊穣の神である宇賀神(白蛇)を祀る宇賀神堂が。明治23年につくられた白虎隊十九士の洋装の霊像も祀られていました。

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(X-T3)

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お線香がふわふわ(SIGMA)

その隣には可愛らしい巫女さんのカラクリのおみくじが!!!

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なんでやらなかったんだろう・・・今になってすごい悔やんでる(X-T3)

さざえ堂を後にする頃には、すでに雨が本格的に降り始めていました。

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むしろ雨のさざえ堂の写真が撮れてよかった(SIGMA)

おまけ

参道に戻ってみると、さざえ堂にいた修学旅行生たちがお土産物屋さんでわいわい楽しそうにしてました。青春!!!

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絵にかいたような修学旅行生の図(X-T3)

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ちゃんと学生割引があるようです(film)

令和だというのにまるで昭和のような変わらない光景を可笑しく思いながら(でも、マスクをしているという現実)飯盛山を後にします。

またいつかきっと、さざえ堂に会いに行くことでしょう。今度は雪に埋もれる姿を激写したい。その日を楽しみにしています。

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愛しのさざえ堂(SIGMA)

【使用カメラ】film:CONTAX Aria、digital : FUJIFILM X-T3、SIGMA quattro dp3、iPhone

栃木・福島ひとり旅2021⑧へつづく▶︎▶︎▶︎

栃木・福島ひとり旅2021④【湯西川温泉・前編】

今回栃木・福島方面を旅することになった最大の理由。それは…

 熊を食べてみたかったから!!!

前々から狩猟に対して興味があり、志賀島の神社で鹿の角がみっしりと奉納されている祠を見たあたりから、より狩猟の宗教や民俗学的な面に興味が出てきました。

それと同時に、いわゆる「ジビエ料理」を食べたい気持ちがむくむくと。というか今流行りのオシャレなものよりも、昔ながらの荒々しい「猟師メシ」を食べたい・・・しかも猟師自身が料理していて、狩猟についてのリアルな話も聞けたら最高じゃん??

というところから今回の旅の計画がスタート。鹿や猪を食べれるところは福岡にもあるから、どうせなら九州では食べれないようなものを・・・。そこで頭に浮かんだのがでした。

「熊」「猟師」「宿」のキーワードで検索してみたところ、「湯西川温泉」にたどり着きます。猟師のやってるお宿2軒に目星をつけて問い合わせると、残念ながらどちらとも1人では泊まることができず・・・(ひとり旅あるある)。でも、昼食なら一人でも大丈夫とのことだったので行ってみることにしました。

CONTENTS

湯西川温泉駅

東武日光駅からフリー切符を利用して湯西川温泉へ。着いたのは15時30分頃でした。松明の炎を模したライトが光る不思議な駅で、エレベーターに乗って地上へと出ます。

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11月末だったからなのか、クリスマスのような飾りがありました(X-T3)

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いい感じのゆるーいイラストの顔ハメ。熊や鹿のつぶらな瞳が愛おしい・・・(X-T3)

屋外には足湯もあって、お土産物屋さんも併設されていました。そこで見つけたのが・・・

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こ、ここここれは・・・(X-T3)

いなごの甘露煮です・・・!!!初めてみた!

虫は栄養があるからね・・・将来食糧難になった時のために(何が起きるかわからないから!)虫を食べれるようになってた方がいいんだろうけど・・・まだ勇気が出ないんだ。

湯西川温泉駅からさらにバスに乗って、平家の落人伝説の残る湯西川温泉へと向かいます。

湯西川温泉

山道を20分ほど揺られて湯西川温泉に到着。まずは本日のお宿にチェックインしてから、ちょっとだけ夜のお散歩。

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こちらは古民家のお宿、清水屋旅館。私が見た時はネットで予約できなかったので休業してたのかなぁ・・・。泊まってみたかった!(X-T3)

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翌朝撮影した清水屋旅館の細部。たまらーん(X-T3)

暗くなって来たので、散歩を終えて宿へと戻ります。温泉にも入ったのにあんまり記憶がないのは何故だろう・・・?とりあえず夜ごはんの写真だけアップしておきます。多くを語らない理由は察してください。

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ワクチン接種証明で1ドリンクサービスでした(X-T3)

湯西川温泉(2日目・前編)

前日の疲れから泥のように眠って7時に起床。朝ごはんを食べてから、朝もやにけぶる湯西川温泉をぷらぷらとお散歩します。

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右奥に見えるのは清水屋旅館。お隣は湯葉屋さん。行きたかったけどお店が閉まってて残念(film)

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(film)

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とあるお店のショーウィンドウには昔のかわいいガラス瓶(X-T3)

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毎度おなじみ田舎でよく見かけるキリスト看板(X-T3)

平家落人民俗資料館

たどり着いたのは平家落人民俗資料館です。

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館内は撮影禁止だったので外観のみ(X-T3)

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招き猫(film)

入館料500円はなかなか強気なお値段・・・というような展示でしたが、館内では展示内容を解説するおばちゃんの声のテープが始終流れていて、「わたしもびっくりしました」とか、ちょくちょく話す人の感想が入ってくるのが面白かったです笑(秘宝館を思い出した)

山島屋

何かお土産買って帰りたいなぁーと、民宿とお食事もできるお店にぷらっと入ってみると・・・

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た、たたたたた

たぬきーーーーーー!!!!!

え?なんでゴルフ???笑 もうお店に入った瞬間虜になってしまいました。

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シュールすぎる(X-T3)

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(film)

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奥には子熊の剥製も!昔はこの地域で獲れた獣を剥製のするのが流行ったとのことでした(X-T3)

こちらでは湯西川温泉のファンシーハンドタオルをゲット!見つけた時めちゃテンションあがったー!!

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たまに田舎のお土産物屋さんで見かけるファンシーグッズ。その筋の人にはたまらんやつ(iPhone)

もう残り少ないとのことで、掘り出し物と言われました笑  当時500円くらいだったと言ってたけど300円してくれたよ(まるで骨董市のようなやりとり笑)。ありがたやー!

お土産用に熊の缶詰も買ってみました。どんな味がするんだろう・・・。

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よく見たら熊肉30%だった(iPhone)

ここにもイナゴの佃煮が売られてましたが、聞いてみるとおばちゃん世代が案外食べるのが無理で、若い人たちの方が平気で食べるとのことでした。なんとなく納得!ニュー世代なんだろうねぇ。昆虫食も一部で流行っているし、虫を平気に食べる時代もそう遠くないのだろう。

他にも、ニワトリの鳴き声で平家の里の居場所がバレたから、湯西川では鶏を飼わない(食べるけど)とか、面白い話を聞くことができました。

フィルムカメラ壊れる!?

そろそろ次の目的の場所へ行こうと写真を撮りながら来た道を戻っていると・・・

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なぜか11月だというのに綿帽子が。朝露をふくんで、ふわふわきらきら綺麗でした(X-T3)

なんと!フィルムカメラが電池切れ・・・!!

なんてこったーーーーー!!!

とはもちろんなりません。準備万端で新品の電池持ってきてるもんねーーー!!!と、勝ち誇った顔で替えます。が、動かない…。

ななななぜ!!!!!?

パニクって10分ほど電池入れたり外したり、フィルムの蓋開け閉めしたり(つまりは感光しますよね)。最終的に細い木の枝を探して小さいフィルムの巻き戻しボタン押してとりあえずフィルムを救出。折角の旅の貴重な時間がもったいないので、潔くあきらめて前へ進むことにしました・・・。つらい。

湯西川 高房神社 上社

目的地に向かって歩いていると、見るからに魅力的な神社を発見。日光市指定文化財にもなっている高房神社でした。解説板によると8月には獅子舞が奉納されるとのことです。

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まるでどこまでも続いているかのような階段(SIGMA)

登っていくと大好きな空間がそこに広がってました。

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祠の装飾もよきかな(X-T3)

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(SIGMA)

この神社がとてつもなく気に入ってしまいました。

平家の里

その後は復元された平家の里へ。時間がないので急ぎ足で駆け抜けます(ゆっくりしたいのにいつも時間に追われてる人)。

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ここにももちろん剥製たち(X-T3)

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平家の「平」の文字。う、うそでしょ?最高じゃん・・・てなりました( SIGMA)

敷地内のお土産物屋さんではなんと鹿の角が売られていてびっくり!!

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(X-T3)

店員さんに聞いたところ、昔は薬にしたりしてたみたい。今も売れるのか聞いたらなかなか売れないと笑ってました笑

店先にはアマビエおみくじがあって、なんだか可愛かったのでやってみた。

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フィルムカメラが動かなくなる不運に見舞われ、これからの旅が不安になったので占いたくなったんだ・・・(X-T3)

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移動中の電車にて(iPhone)

「旅行」十分ならず

し、信じないんだからね…!!!

【使用カメラ】film : CONTAX Aria、digital : FUJIFILM X-T3、SIGMA quattro dp3

栃木・福島ひとり旅2021⑤へつづく▶︎▶︎▶︎

栃木・福島ひとり旅2021③【日光東照宮編】

日光金谷ホテルを堪能した後は、代表的な観光スポットである日光東照宮へと向かいます。言わずと知れた徳川家康を祭る神社です。

CONTENTS

二荒山神橋

てっきり日光東照宮の受付と思っていた場所で入場料を支払ったところ、二荒山神橋というまったく違う場所の受付でした・・・。下調べをまったくしていなかったからこんなことに〜!

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だって人が並んでいるんだもの・・・(X-T3)

縁結びにご利益があるということだったので、もちろん祈願してきましたよ!お金払ったからにはしっかり元取らなきゃきゃね・・・!!!(醜い人間代表)

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(film)

ところで日光東照宮は一体どこなんだい・・・?人が向かっている場所がそこに違いない・・・!!!信じて前へ進みます。

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ちょうど紅葉の時期でした(film)

日光東照宮

ついに到着したよ・・・!!!小学生の集団や、七五三の家族連れなどたくさんの人で賑わっていました。

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赤い着物がかわいい〜!お母さんもオシャレ!!(SIGMA)

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ブラックミストNo1のレンズフィルターにより、イエローの帽子がふんわり発光!(film)

うぐいす笛おじさん

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(SIGMA)

うぐいす笛おじさんがいたよ!めっちゃいいー!!「昭和30年から66年お待ちしてました。」って笑 90歳のおじいちゃんの手造りだって。日光東照宮の名物おじさんだったりするのかな??今更だけど話してみればよかったなぁ・・・。

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拡大してみた。かわいい!

神厩舎(三猿)

さて、肝心の日光東照宮。入場料を払って中へ入ると、まず最初にあの有名な「見ざる言わざる聞かざる」をはじめとするお猿の彫刻群がある神厩舎(神馬を飼育する場所。実際に馬はいませんでした)にたどり着きます。

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一番有名な三猿(SIGMA)

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「見ざる言わざる・・・」以外にも色んなお猿が人間の一生を表現しています(film)

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中になにがいるの?(SIGMA)

あー、やっぱりかわいいねー!2017年に修復された時に「トンデモ修復」みたいに言われて話題になってたけどわたしはこれはこれで好き。こちらの記事に修復について詳しく書かれていたので興味ある方はどうぞ。また次の修復の時にはどんな顔になってるんだろうねー。

お猿の彫刻の向かいには、とってもわたし好みの貘(バク)ちゃんがいました。

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建物の模様や色もたまらんねー(SIGMA)

どんどん奥へと進んでいきます。

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(X-T3)

本地堂(薬師寺)の鳴龍

鳴龍と言われる天井絵があるお堂へも入りました(内部は撮影NG)。

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天井絵の鳴龍の他に、干支の仏像が並んでいました(X-T3)

案内してくれるお坊さんが火の用心みたいな棒で、その天井絵の下で音を鳴らすとまるで龍が鳴いているように音が響くのが面白かったです(他の位置では響かない)。

薬師堂を後にしてさらに奥へと進むよ!どんだけ広い敷地なんだーーーーー。

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こちらの龍は薬師堂の鳴龍とはまた別の龍(SIGMA)

日光の眠猫

ついにすやすやと眠るオリジナルの眠猫と遭遇!

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意外にちっちゃいんだね〜(SIGMA)

そしてなんと!眠猫のかわいい絵馬が・・・!!

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絵馬の他にも鈴のお守りの宣伝が(X-T3)

ほ、ほしい・・・どこで拝受できるの・・・???(絵馬コレクターの血が騒ぐ)。きっとこの先にあるに違いない・・・と、眠り猫の門をくぐると心臓破りの階段がお目見え。

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この先にもまだまだ階段が!(X-T3)

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眠猫の門をくぐって少し進んだところから眺める光景が美しかったです( SIGMA)

階段を登った先に何があるのかわからないまま進んでいきます。

奥社

長い階段を登った先にはなんと!徳川家康のお墓がありました!!!(家康の遺体が眠っているかは不明とのこと)

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実際はこの奥に徳川家康のお墓があります。写真撮ってなかった・・・(X-T3)

そして奥の宮にある売店にお目当ての眠猫の絵馬があったので、無事拝受することができました。うれしい!!!

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もちろん何も書かずにお持ち帰り(X-T3)

日光山輪王寺

日光東照宮を急ぎ足で堪能し、来た道を戻っていると角大師のお姿を発見・・・!!!御朱印をいただくことにしました。(本当はお参りしないといけないよね・・・今回は時間がなかったのでごめんなさい。心の中で拝みます)

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お札もほしいけど我慢・・・(SIGMA)

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角大師だいすき(X-T3)

イートあさい(ランチ)

時間はすでに13時前。やっと中華屋さんでご飯タイムだよ!お客さんがいなかったのでゆっくりのんびりランチすることができました。(人気のお店は並んでいるところもありました)

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わたしがカメラをたくさん持っていたから、日光を取り扱った美しい映像の「世界遺産」をテレビで流してくれました(X-T3)

水餃子と五目ラーメンを注文すると、ふたつは味が似てるから五目ラーメンじゃなくて別のにした方がいいと言われたので、おススメの「湯葉ラーメン」(日光は湯葉が有名)をいただくことに。

まずは水餃子が出てきます。と思ったら、一般的な水餃子とは異なるものが出てきたよ・・・??しかもボリュームたっぷりすぎるぅぅぅ!!!

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備え付けのタレはポン酢に七味(一味?)を入れたものとのことでした(X-T3)

こちらのお店では水餃子を昔からこのスタイルで出してるらしい。驚きながら先に水餃子を食べていると、お次にどんぶりいっぱいの湯葉ラーメンがご登場。ご主人がオーダーをとって、注文を厨房に通す時に奥さんに確認されたのか、わたしに「お腹空いてる?」って聞いてきたけど、こんなに量がたっぷりあるって聞いてないよーーーーー笑 

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これ、ひとりで食べるんかい・・・?(X-T3)

半笑いになりながら湯葉ラーメンをパクリ。美味しい!!けどもうすでに水餃子が胃袋半分を占領している・・・。く、くるしい・・・・・。無理して全部食べなくていいと言ってくれたのですが、時間をかけて意地でも全部食べました。よく頑張った自分!!

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完食!(X-T3)

おいしかった!けど苦しかった!!!どうせ大げさに言ってるんでしょ?って思う人は、ぜひお店に行ってふたつ食べてみてください。よく食べれたなぁと、きっと褒めてくれるはず・・・。(どちらかひとつオススメするなら湯葉ラーメン)

日光人形焼みしまや

お腹いっぱいになった後は、人形焼屋さんへ。わたしを知っている方ならご存じの通り、あんこが食べれない残念な人間です。それなのになぜこちらにきたかというと・・・

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(X-T3)

めちゃくちゃかわいい「見ざる聞かざる言わざる」の人形焼があるから・・・!!!

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店先に見本がありました(X-T3)

日光東照宮セットお土産に誰かにあげたいー!!!と思ったけど、賞味期限が早く、旅から帰る頃にはダメになってそうだったのであきらめた・・・。

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1個から買えるのがうれしい(X-T3)

あんこ苦手だけど、1個だけでも記念に買ってどうにか食べたいと思い列に並んでいたのですが、なかなか前に進まない。電車の時間もせまっていたので、購入することなくお店を去ることになりました。残念!日光東照宮にお参りに際にはぜび立ち寄ってみてください。きっとお土産にも最適です。

さて、朝から急ぎ足で日光の有名な観光地を巡り、14時過ぎには東武日光駅を出発。下今市駅を経由して次の目的地へと電車で北上していきます。

鬼怒川温泉の廃墟群

電車になりながら、有名な鬼怒川温泉の廃墟群が車窓から見れないかなーと、カメラを構えるわたくし。

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車窓から見る鬼怒川温泉(SIGMA)

なかなかよく見るようなシーンに出くわさなかったので、きっと別角度からじゃないとその光景は見れないんだろうなー(見たい人は検索してみてください)。鬼怒川温泉は秘宝館がまだある時に行きたかったなぁ・・・。

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山深い(SIGMA)

電車に乗ってどんどん山深い場所へ。一体どこに向かっているのやら〜。次回の更新おたのしみに!!!

おまけ(眠猫の灰皿)

数年前、福岡の骨董市で購入した眠り猫の灰皿。購入した時は「猫」としか認識しておらず、家に帰ってよーく見てみたら三猿がいるし、眠り猫だし、そしてなによりNIKKOの文字がちゃんと書かれてる!ようやく日光のお土産品として売られていたものだと気づいたのでした。

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NIKKOの文字(X-T3)

【使用カメラ】film : CONTAX Aria、digital : FUJIFILM X-T3、SIGMA quattro dp3

栃木・福島ひとり旅2021④へつづく▶︎▶︎▶︎

2019年秋・八代ひとり旅②【日奈久温泉・前編】

妙見祭をあとにして、肥薩おれんじ鉄道に乗り込み向かった先は日奈久温泉。今回は2度目の訪問でした。1度目の日奈久が最高すぎて大好きになり、またぜったい行こうと思っていたのです。

CONTENTS

日奈久温泉駅

日奈久温泉駅に着いたのはちょうどお昼前でした。

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駅舎には大好物の昔の鏡があります

駅から少し離れた温泉街へ歩いて向かいます。大きなトラックがすぐ横を通る道路沿いを歩いて行くので、車に気をつけましょう!

カラフルキッチュな仏像

温泉街へと向かう道中には小さなお寺さんがあります。前回訪れた時にきゅんときたゆるーい仏像さまたちと再会。

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前回はなかったビニール紐で括り付けられていて残念な感じに・・・。熊本地震の影響なのでしょうか。というわけで、2015年時のお姿でご紹介。

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赤ちゃんの顔・・・

お寺さんにごあいさつして再び日奈久温泉街へと歩いていきます。大好きな皇帝ダリアが咲き乱れていました。

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モンキチョウも飛んでいた

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日奈久温泉

まずは宿に荷物を預け、海沿いの小さな温泉街をぷらぷら。

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ゴリけん(福岡のローカルタレント)が日奈久出身て初めて知った!

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田舎でよく見かけるキリスト看板

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廃墟化しているお家もちらほら見かけます

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ら、ラーメン屋さんの入口ちっちゃすぎん???

カラフルかご屋?電気屋??

そして一気に東南アジア感・・・!!!

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気になりすぎる!!!

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よくみるとここにもゴリけん

2015年時の写真も一枚だけどうぞ。

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で、電気屋さん?だったの・・・???

この時は勇気が出なくて中に入って話を聞くことができませんでした。人見知りぃ・・・。

温泉神社

温泉神社に向かうと、階段の途中で江戸時代に作られたという天然の地形を利用した屋外劇場風の相撲座敷があります。私はなんでかこれにいたく感動した!まるで古代の遺跡のような雰囲気を感じたからなのかなぁ・・・。

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蜘蛛の巣!

近頃まで九州各地から強豪力士が集まる奉納相撲が行われていて、多い時は約2万人もの観客を収容してたんだって。

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昭和初期の様子(解説板に載っていた古写真より)

自分の写真ではそのスケール感が伝わらないのが悲しい…。苔むした感じや落ち葉、蜘蛛の巣もたまりませんでした。

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トイレも遺跡風

階段をさらに進むとやっと温泉神社が。その先にもお稲荷さんの階段があり、すべて登り切ると結構な運動量です。

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お稲荷さん

おきんじょ人形

温泉神社を降りた先には、おきんじょ人形を作る竹細工屋さんがあります。こけしに手足が生えてて可愛いんだよ〜!なんでも「おきん」という美人の湯女をしのぶ人形で、昔はままごとや着せ替え人形として親しまれていたらしいです。ずーっとほしいんだけど未だゲットできず・・・。

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作りかけのおきんじょ人形が!

その後は再び町中をぶらぶら。

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日奈久は柑橘が有名なのです

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魅力的なBAR千扇!

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弁天さまにもお祈りします

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よーくみると黒猫にゃん!

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建物が建っていたであろう場所に残された可愛いタイル

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素敵な床屋さん

いつものように足が限界を迎えた頃に喫茶店にたどり着き、ミルクセーキを飲んで生き返るのでした。

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喫茶店のケント

温泉めぐり

金波楼

15時過ぎにお宿にチェックイン!今回の日奈久での一番の目的はもちろん温泉めぐり。温泉セットをバッグにつめて、まずは国登録有形文化財でもある木造三階建ての金波楼(きんぱろう)の立ち寄り湯へ。玄関ではおきんじょ人形が出迎えてくれます。

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ちょっとした展示コーナーもあります

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昭和初期の大浴場

お風呂場は綺麗に改修されてて昔の面影はありません。壁に飾られてた昭和初期の古写真のままだったらもっと魅力的な宿だったのになぁと少し残念に思うのでした。ちなみにお魚を抱えた女性(それとも人魚?)の湯口は、露天風呂に飾りとして置かれていたような・・・?いい加減ですんません。

実は昔泊まったことがあるのでその時の写真もチラリ。

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泊まった時の記憶もあんまりないんだよね・・・なんでかな・・・

金波楼でひとっ風呂浴びたあとは、例のカラフル籠屋さんの隣にある「とらや」さんで、揚げたてちぎり天を買ってベンチでもぐもぐ。日奈久温泉は竹輪が名物で、あちこちに竹輪屋さんがあります。ちくわの穴の中にポテサラを入れたものも有名で美味しいよ!

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揚げたて最高
松の湯

その後旅館の立ち寄り湯に向かうと、なんと今日は団体客が多いからやってないという…!別の立ち寄り湯に向かうもそこもNG…。2軒立て続けにフラれて意気消沈しながら向かった先は公衆浴場の松の湯さん。

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女湯の扉を開けるとなんとびっくり!脱衣所とお風呂場の間に仕切りはなくて段差になっていて、上の方で脱いでそのまま下に降りて湯船に入るスタイル。鄙びた温泉地初心者のわたくし。このタイプははじめてだったので何気にカルチャーショック!

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写真は観光パンフから拝借

自分にはちょっと難易度高かったけど、とても好きな温泉でした。地元のおばちゃんたちが井戸端会議していたよ〜。お風呂場が交流の場なんだね。そんな雰囲気もたのしかった。

日奈久温泉の夜

外を出るとすでに夕暮れておりました。

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空き部屋あるってよ!(ほんとに募集してるのかは不明・・・)

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夕闇に沈む夜の温泉街たまりまへん・・・

夜ごはんは海鮮ちゃんぽんを食べようと某お店へ。

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具沢山でめちゃくちゃ美味しかった。

んだけど、レンゲの持ち手が本気で汚くてオーマイガー。1度替えてもらったのにそれも汚くて結局使わずに食べた。ちゃんぽんの衛生面も気になったけどスープまで全部飲み干した。お腹壊さなかったからきっとだいじょうぶ!だと思いたい・・・。お店の名前は伏せておこうと思います。美味しかったんだけどねぇ・・・

【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3(オールドレンズも使用)

2019年秋・八代ひとり旅③【日奈久温泉・後編】へつづく▼▼▼

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020⑦【求菩提山登山・後編】最終回

熊本県玉名市から始まった旅の記録も今回でいよいよ最終回。求菩提山登山の様子をどうぞおたのしみください。

CONTENTS

中宮

獅子の口に別れを告げて、背の高い木々が連なる山道をひとり、木漏れ日を浴びながら歩いてきます。

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鳥居と狛犬、中宮へと向かう石の階段が見えてきました。

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(film)

階段を登り進めていくと、中宮のあるひらけた空間に着きます。

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(film)

こちらで毎年3月にお田植祭があり、多くの人で賑わうそうです。宿のご主人も毎年行っていると話していました(2021年はコロナでどうだったのかなぁ…)。また開催される時期に行ってみたいです。

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目ん玉こぼれ落ちそうなお牛がかわいいー!(求菩提山のパンフより)

ここには鬼が祀られた鬼神社もあります。はるか昔、猛覚魔卜仙という人が求菩提山を開き、この山に連なる犬ヶ岳の八鬼を退治して甕に封じたそうです。

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(film)

鬼の石段

その鬼神社の横を抜けると上宮(頂上)までを結ぶ850段ほどの急な石段があり、鬼が一夜で作ったという伝説から「鬼の石段」と呼ばれています。

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(film)

ここに来るまではぜんぜん楽勝!って思ってたんだけど、階段登ってる途中でぜーぜーと息切れが…。写真ではなかなか伝わらないけどとんでもなく急なんだよ〜!!

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狭い階段に座って休憩しつつ頂上へ向かうのでした。普段なんの運動もしてないからきつかったー!!!

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上宮

ついに上宮(頂上)が見えてきた…!!

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ここではお昼ご飯を食べてる人もいて、なんだかほっとする空間でした。座ると動くのが億劫になる気がしたので、休憩せず先に進むことに。

上宮の右側を進んでいくと一気に荒れた道に…!!ゴツゴツとした大きな石があちこちにあって、なんだかドキドキしたよ。

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滑り落ちたらイチコロ感すごかった…

わたし、今からこの道をひとりで歩いていくの…??

一気に不安になるのであった。

上宮横から裏手にかけて、求菩提山のご神体である磐座(巨石群)があったらしいのですが、私は拝むことなく通り過ぎてしまいました…。

五窟巡り

上宮からは、山伏たちが修行するために篭ったという窟を巡る「五窟巡り」ルートから帰ります。

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こんな荒くれた道をタッタッターっと軽快に走っておりてく二人組の男性に追い越され信じられなくて白目になる。(トレランしてる人たちの前世はきっと山伏に違いない…)それ以降、下山するまで誰にも会うことはありませんでした。何事もなくてよかったー!

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背後の岩に亀裂の入った普賢窟

普賢窟には、国宝の「銅板法華経」が納められていたといわれ、その岩の割れ目に耳を澄ますと聞こえる「ゴォー」という音は「梵音」と言い伝えられているとのこと。(後で知った。聞きたかった!)

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岩から生える湿気をふくんだ緑が美しかった(film)

五窟巡りコースを抜けて、行きと同じ道にたどり着きほっと一安心。ほんとは五窟のあとに修行者の禊場に出るルートで帰るつもりが詳細MAPなくしてルートがわからないし、YAMAPにも載ってなかったのであきらめた…。遭難はこわいもんね!

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行きの時に見に行ってUターンした禊ぎ場。ここに出るルートがあったらしい。

11時頃に入山して、下山したのは14時過ぎ。約3時間ほどの登山でした。わたしは写真を撮りながらだいぶゆっくりしたので、普通に登山する分には約2時間ほどのコースかと思われます。他にも過酷なルートがあるみたい。登山される方は修験道の歴史に思いを馳せながらぜひ歩いてみてほしいです。

そんなこんなで初めてのひとり登山を無事終えて、ほっと一安心するのでありました。

山里へ

さて、ゆっくりのんびり休憩したいぞー!と思っても、登山口から飲食店がある場所まで歩いてさらに40分ほどかかるというね…!!

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(film)

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風情のある石積みの棚田

実はお昼は登山しながらカロリーメイト食べただけ…。ふらふらでランチできる店を探すも、気づけばすでに4時前。ランチ営業時間外だし、コロナの影響で予約しないと入れない店がほとんど。せめてカフェだけでも…と、ダメ元で山帰来さんへ行ってみます。

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すると!なんと!1人分だけ蕎麦が残ってるという奇跡…っ。生き返ったー!!!

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(film)

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お蕎麦も天ぷらも美味しゅうございました

帰りのバスを待つ間うろうろしてたら、すっと横に車が止まりドキドキしていると、「お疲れ様でした〜」との女性の声が。なんと求菩提資料館で井浦さんの話や登山ルートなどを色々教えてくれた方でした!「おかげさまで無事登れました〜!」とご報告。旅の最後にそのやりとりがとてもうれしくて楽しかった〜!!

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(film)

最終のバスに乗り込み宇島駅へ。荷物を置かせてもらっていた宿にお別れの挨拶をし、無事帰路についたのでありました。

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(film)

おわりに

2泊3日の玉名→中津→求菩提の旅は、モダン建築、城下町、修験道(登山)というそれぞれジャンルのちがう盛りだくさんの三日間で、とっても楽しかったです。ひとりだと止める人や、気を使う人もいないので無茶なスケジュールをぶっこんでしまいがち。欲張りだから、いろんなことを一度にたくさん体験したくなるんだー。お金と時間がたくさんあったら、もっとゆっくり旅できるんだろうけどね。

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求菩提山の麓にて(film)

さぁて、次はどこへゆこうか。

【使用カメラ】film:OLYMPUS PEN FT、digital:FUJIFILM X-T3

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020④【中津編・後編】

中津編の後編です。

CONTENTS

中津大神宮・金刀比羅宮・中津城

糖分補給して満たされた後は、中津大神宮へお参りに行きます。お隣は中津城。

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末社の金刀比羅宮にはなんとも可愛らしい鯛のお姿が…!高まるぅぅぅーーーーーっ

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可愛すぎるぅぅぅ!!!(film)

巫女さんに聞いたところ、近くの魚市場のお祭りで担がれていたお神輿が奉納されていることでした。細かい部分は違うけれど、一つの木から彫り出した一木造りなのだって。実際に担がれてる姿を見てみたかったなぁー。

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金毘羅宮後ろの河川敷でのんびりするのも気持ちよさそう(film)

せっかくだからと中津城にも行ってみました。

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(film)

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兜の獅子かわゆい!

結構迫力満点な展示物がいくつかあり、すごいなぁー…なんて思いながら階段を登っていくと、なんと!先ほど村上医家史料館で見た兵法の資料に載っていた磔のおっさんがいるではありませんか…!!!

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この方、36歳(見えないね…?)で処刑された鳥居強右衛門さんというらしい。こちらのサイトに旗に描かれた理由も書かれていたので転載します。

初め徳川家康に仕え、のちその子紀州藩主頼宣に仕えた武将落合左平次道次(?~一六二〇)が、合戦の時に自らの存在を顕示するため背中にくくりつけた指物。半裸の磔の姿で描かれている人物は鳥居強右衛門といい、天正三年(一五七五)五月、長篠の戦いで家康の将として長篠城を守った奥平信昌の家臣である。強右衛門は、武田勝頼の軍勢に包囲された長篠城から、岡崎にいた織田信長・家康に援軍を要請する使者として派遣され、その帰路武田軍に捕らえられた。その際、敵をあざむいて援軍が到着することを味方に伝え、長篠城の危急を救おうとしたため、同月十六日、磔にされたと伝えられる。落合道次は長篠の戦いに従軍し、強右衛門の磔の姿を見たという。

※指物(さしもの):鎧の背にさし、または従者に持たせて、戦場での目印にした小旗や飾り物のこと。

愛知県豊川市の松永寺には、磔像があるらしいので行ってみたいです。

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豊川にはダキニ天が祀られている豊川稲荷もあるし、見てみたいお祭りもあるので、その時期にあわせていきたいなぁー。

あ、もちろん中津城ではてっぺんまで登って下界を見下ろしてきましたよ。

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最強レトロ銭湯「汐湯」

まだ3時で明るい時間だけど人が多くなる前に…と、銭湯の汐湯さんへ。お城から歩いていくとまず木造三階建ての建物が目に入ってきて大興奮!!!

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素晴らしすぎて気絶

あれ?看板に「割烹汐湯」と書いてある。なんと、大正初期に建てられたこちらの木造の建物では、要予約で懐石料理や宴会、お弁当もいただけるそうです(一人だとダメぽかったので誰か…一緒に行ってや…)。嗚呼、中に入りたい…

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そのお隣にあるのが銭湯で、こちらの建物もなかなかの味わい。グリーンの円柱のタイルや扉のモールガラスに胸が高鳴ります。

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(film)

着替えもなにもかも駅のロッカーに置いてきてたので中に入るか迷ってたんだけど、実物見たら迷いは一瞬で吹き飛びました。

これは突撃するしかない!!!

(ちなみに番台でタオルや石鹸購入できます)

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中に入るともう興奮が止まりません!!思わず番台の女性に質問攻めしてしまいました。(撮影許可もらってます)

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脱衣所にあったこの看板もたまらんのですが!

そして私が一番見たかったのがこれ。

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なんとなく楽園のイメージ(film)

浴室を彩るこちらのタイル絵が大好きすぎて、どうしても撮りたかったんだー!お風呂に浸かりながらうっとり見てしまったよ。最初アダムとイヴかと思ったんだけど、もぎっているのは葡萄だね。なにをモチーフにしてるのだろう?男湯のタイル絵がどうなってるかのかも気になります。

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これもたまらんかった!というかこれは何?これで頭乾かすの??今でも動くのだろうか?

新鮮な気持ちで見たいからほぼ情報を入れずに行ったので、後日ネットでいろいろ調べてみたら、なんと休憩スペースもあったらしい…!見たかったー!!中津はまた行こうと思っているので、その時の楽しみにしておこうと思います。

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ところでお風呂からあがってから気づいたんだけど、入口から脱衣所が丸見え…!!堂々とスッポンポンになってたよ…。見られてはいけない人に見られていないことを祈る…!!!(というわけで、これから行こうと思ってる人はお気をつけくださいませ)

ちなみに銭湯のお隣にあった建物もよかったよー。

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左の建物は歯科と書いてるから歯医者さんだったのかなぁー。右の木造の建物も良き。この並びは最高ですね。ずっとこのまま残っていてほしいなぁー。

閻魔堂

お次は圓龍寺の閻魔堂を見てきました。

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(film)

右側にいらっしゃる奪衣婆(だつえば)の存在感がすごい…!人毛?人工毛??髪の毛が生えてるよ…。お顔も独特でした。

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ほんとに奪衣婆…な…の…??

閻魔堂のお隣は観音堂で、その右側にも小ぶりの閻魔さまがいらっしゃいました。

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(film)

絵馬があったので閻魔堂の方をいただいて、なにも書かずに記念に持って帰ったよ。絵馬コレクション、増やしていきたい。

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奪衣婆の肌が水色なのも気になるし、実物よりも髪が長いし…。もしや昔はこんな風貌してたとか?謎です…

全国の閻魔堂を見てまりたい気持ちが高まっている。実は玉名にもあったんだけど、歩きでは難しい距離で(バスもなさそうだった)断念したのでした。

*博多にある閻魔堂の記事はこちら↓

河童伝説の伝わるお寺

閻魔堂の真向かいには、黒田官兵衛による開基(建立)の円応寺があります。仏門に入り寺を火難から守った河童にまつわる話が残っていて、境内には河童の墓と河童の池、「水」と書かれた瓦もありました。

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この池ですいすい泳いでいたのかしらん

河童の戒名が書かれた護符の版木が残されているとのことだけど、河童の絵が描かれたりしてないのかな…??み、見たい…

おわりに

中津は古いものと、お洒落なお店が混在しているような不思議な街だと思いました。古い町並みが好きな若い人が好んで住んでたりするのかな??私も老後に住みたい街ランキングの上位に入り込んでいます。またゆっくり中津に訪れたいです。

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駅近のスナック街の裏路地もいい雰囲気(film)

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鏡がいっぱーい(film)

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どうしても撮ってしまうキリスト看板

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日が暮れる前に、中津駅からJRで2駅の宇島駅へ。熊本県玉名市、大分県中津市のお次は福岡県豊前市が舞台です。なんとも味わいのある民宿を紹介したいと思います。

【使用カメラ】film:OLYMPUS PEN FT、digital:FUJIFILM X-T3、iPhone

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020⑤【レトロ旅館編】へつづく▼▼▼

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020③【中津編・前編】

玉名を後にし向かった先は、大分県中津市。生まれてはじめて訪れた中津は、住みたいと思えるくらい大好きな街でした。

CONTENTS

商店街界隈

中津駅に着いたのは午前10時頃。商店街は時間が早すぎたのか、まだ開いてるお店もまばらでさみしい感じでした。

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アーケードや、中華屋さんの窓に貼られてるシール、ガラスの模様がレトロで可愛かった

中津はちょっとぷらっと歩くだけで素敵な近代建築や古い建物があって個人的にとってもたのしい街でした。時間がたりなぁーーーい!!

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病院でした。現在も営業しているかは不明。中も見てみたい…

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可愛らしい中津カトリック教会。(昭和13年竣工)昭和57年にすべての窓ガラスをイタリアから取り寄せたステンドグラスに改築したとのことです。

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レトロな風景

※以上の写真はすべてfilm

医療の歴史を学べる「村上医家史料館」

最初に訪れたのは、江戸時代の建物を利用した村上医家史料館。

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ここがものすごーくよかった!!中津は医学・蘭学が盛んだったところで、あの『ターヘル・アナトミア(解体新書)』の翻訳もこの地で行われています。そんな土地柄とは梅雨知らず、昔の医療に興味がある身としては思わぬ収穫でした。
江戸時代の建物というのにも興奮するのですが、薬局だった部屋には当時使用された棚や薬、医療器具等が展示されており、まずはここでノックダウン!!!

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昔の薬瓶萌え(film)

他の部屋もじっくりゆっくり見てまわりました。

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くねくねした欄間のくりぬき初めて見たよ。何を表しているのだろう?

襖の絵や書などもそれぞれ貴重なものらしく、びっくりしたのは鷹匠の板戸2枚はなんと中津城から譲り受けたものらしい!

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左がその板戸。右の掛け軸の骸骨かわゆし。(film)

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(film)

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奥の蔵にも資料が展示されていました。7代目の村上玄水さんは、九州で初期に人体解剖をした人で、当時の解剖現場の写真も。解剖されたのは、中津藩の長浜刑場で処刑され20代前半の男性だったそう。処刑されて解剖される人生にはなりたくないもんですな…。

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手前にご遺体が写っているので苦手な人は目をつむってね

玄水さんは久留米で兵法・軍学を熱心に学んでいて、土蔵にはそれに関する資料も展示されてて興味深かった。旗に磔のおっさん見つけてなんじゃこりゃーーー!!(好き!!!)となりました。(すぐあとでこれがなんなのかが判明)

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めちゃかわいい

村上医家史料館自体は小さい建物ではあるのだけれど、色々ともりだくさんで個人的に楽しすぎて1時間半もの間たっぷり滞在して堪能。昔の医学に興味がある人だけでなく、古い建物が好きな方も楽しめるのではないかなぁー。同じく医学関係の展示をしている大江医家史料館にも行きたかったけど時間がたりず…。そちらには薬草園もあるみたいなのでまた行こうと思います。

*後日、「大江医家史料館」へ行った際の記事↓

自性寺(大雅堂)

自性寺(大雅堂)へ。1階には寺宝、2階には池大雅(初めて知った!)の書画が展示されています。1階の絶世の美女といわれる小野小町の老婆姿の絵と、和装姿だけど洋傘をさして顔がまるで西洋人というどこか奇妙な絵が面白かった。(残念ながら撮影禁止)
このお寺には河童や山伏が祀られているお堂があります。

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瓦に河童!と、青く透き通った空(film)

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お堂にも河童!!!

キリスト教徒である細川ガラシャ(明智光秀の娘)の菩提を弔ったと言われる織部灯篭(キリシタン灯篭)もありました。

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暮らしの道具 Coquette

朝ごはん食べてなくて13時過ぎにふらふらのくたくたで向かったのはCoquetteさん。なんとランチが売り切れていた…。仕方ないのでワッフルを注文。

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(film)

はらぺこだったので超高速で食べました。美味しかった!他の人が食べてたランチがとても美味しそうだったのでいつかリベンジしたい。自家製のジンジャーシロップを使った飲み物やスイーツも美味しそうだったよ〜(それも売り切れ…)。

なんと、訪れた数日後に10月いっぱいで閉店し、移転することを知り愕然とする…。現在は兵庫県に移住し、築約100年の古民家を改装して新たなショップ&ギャラリー&カフェを経営しているようです。すごいねー。とても雰囲気よさそうなので、近くの方はぜひ行ってみてください。

中津には他にも密かにお洒落で美味しそうなお店がいくつかありそうだった。あと、ハモ料理が有名なのでそちらもいつか食べてみたいな!

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ハモの看板かわゆし

中津編、ひとつの記事にまとめたかったのですが、どうやら長くなってしまうもよう…。というわけで、後編へとつづく!

【使用カメラ】film:OLYMPUS PEN FT、digital:FUJIFILM X-T3

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020④【中津編・後編】へとつづく▼▼▼

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020①

ちょうど一年ほど前の2020年の9月。2泊3日の熊本県玉名市→大分県中津市→福岡県豊前市(求菩提山登山)ひとり旅をアーカイブ。長くなりますが、最後までどうぞお付き合いくださいませ。

CONTENTS

玉名温泉のお稲荷さん

まずは熊本県玉名市の玉名温泉へ。荷物を預けに、駅からてくてく歩いて宿へと向かいます。ちょうど彼岸花の時期で、あちこちに咲く赤や白の花が咲き、蝶が舞っていました。

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filmで撮った写真いろいろ

宿に荷物を預け、ランチを食べに行こうと歩いていたら、すぐ近くにこじんまりとしたお稲荷さんがありました。

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手を置いてる宝珠?がホイップクリームみたいでかわいい

正式名称は立願時温泉稲荷神社。解説によると、1783(天明3)年の建立で、台風やシロアリ等の被害により社殿は建て替えられたけど、彫刻は当時のもので裏には墨書があるとのことでした。

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拝殿には金ピカの龍やバク?や恵比寿さまが〜。バクは可愛かったけれど、そこまで琴線に触れるものがなく…(失礼)。おそらくこれらの彫刻はまだ新しいものなのかな?

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神社の装飾はくまなく見る方なので、御神体が祀られている本殿の方に歩いていくと…なんと!今まで見たことがないお姿の彫刻が…!!

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解説に「彫刻は当時のもので裏には墨書がある」とあったけど、この裏に書かれているに違いない〜!

刀と宝珠を持っていて、波の動きも蛇みたいな躍動感!お胸もあるから女性だよね(お顔は男性みたいに見えるけど)。羽衣みたいのも見える??調べてみたらどうやら荼吉尼天(だきにてん)ぽい…!!?

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荼枳尼天 (剣と宝珠を持つ) 仏像図彙 1783年

wikiより抜粋

荼枳尼天(だきにてん)は、仏教[1]夜叉の一種とされる[2]

「荼枳尼」という名は梵語ダーキニーḌākinī)を音訳したものである[1]。また、荼吉尼天[1]吒枳尼天[1]とも漢字表記し、吒天(だてん)とも呼ばれる。荼枳尼“天”とは日本特有の呼び方であり、中国の仏典では“天”が付くことはなく荼枳尼とのみ記される。ダーキニーはもともと集団や種族を指す名であるが、日本の荼枳尼天は一個の尊格を表すようになった。日本では稲荷信仰と混同されて習合[1][3]、一般に白狐に乗る天女の姿で表される[1]。狐の精とされ、稲荷権現、飯綱権現と同一視される[4]。剣[1]宝珠[1]、稲束、鎌などを持物とする。

 

なんでも荼吉尼天の姿の原型は弁財天からきていて、今の私たちがイメージする弁財天って琵琶を持った柔和なお姿だけど、元々は弓や刀、斧等を持つ勇ましい姿だったのが、蛇信仰(龍神信仰)と習合してその姿にいくつかのパターンが作られていったらしい。その中でも荼吉尼天は、宇賀神(頭が人で体が蛇)と習合した「宇賀弁財天」(頭上に宇賀神)の姿が原型になっているとのことでした。

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宇賀神を載せた弁財天座像。13世紀

神仏習合おもしろい…!!

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ちょうど旅立つ前に荼吉尼が気になって、稲荷信仰の本を読んでいたのでした

一般的な荼吉尼天とは姿がだいぶ異なっているのは気になるところ…。お狐さんには乗ってないし。どちらにせよ、神仏習合してる感ビシビシ!!!(狐に乗る前の超初期の頃のお姿とか??)詳しい方教えてくださーーーい!!!そんなこんなで、玉名に着いて早々テンションあがるものに出会えて、これからの旅が楽しいものになるに違いないと予感するのでありました。

贅沢馬肉ランチ

熊本に来たならば馬肉!馬肉を食べねば…!というわけで、生成さんで3,000円ちょっともする馬肉5種盛り(清水の舞台から飛び降りた)をひとりで食らったぞ…!!!

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温泉宿では素泊まりだから贅沢しちゃいました

美味しかったーーー!!!

けれども量が多すぎて3分の1ほど食べたあたりから怪しい雲行きに…。大好きな馬肉をまさか苦しみながら食べる時がくるなんて…。ごはんは残してしまったけれど(無念)、馬肉は頑張って食べました。ハーフサイズあったらいいのになぁー。(3種盛りにすればよかったのですがいろんな種類食べたいでしょ?そうでしょ?)

疋野神社

たらふく馬肉を食べた後は、疋野神社にいってきたよ。この地には玉名温泉を発見した疋野長者伝説があり、社殿の裏に祀られていて、その横には「長者の水」が湧き出ています。

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御朱印をいたただくと神様にお供えしたお米(ごはん炊く時に混ぜて食べる)と、空のペットボトルをいただいたので汲んで帰りました。

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水はほんのり温かくて癖のないお味

そして玉名旅最大の目的地であるとある場所へと向かいます…。(ペットボトルのうしろにチラリズム)

おまけのレトロブロック塀

最後に、玉名でよく見かけたブロック塀コレクション〜。

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こんな感じのブロック塀は田舎に多いイメージ

今回の記事は雑でごめん。次は本気出す!!ではまたー。

【使用カメラ】フィルム:OLYMPUS PEN FT、デジタル:FUJIFILM X-T3、iPhone SE2

玉名・中津・求菩提ひとり旅2020② へつづく▶︎▶︎▶︎

ゆる可愛いのにパワー絶大!角大師

みなまさまは、「角大師(つのだいし)護符」というものをご存知でしょうか?

今回はその角大師護符を求めて福岡県久留米市へ行って参りました。

CONTENTS

角大師とは

なんとこのコロナ禍で、角大師が注目されているらしい。わたしがその存在を知ったのは、去年の夏に鳥栖へ遊びに行った際に、店先のドアに貼られた護符を見かけたのがきっかけでした。

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角大師との出会い(film)

まるでその姿は鬼…!!!

実はこちら、比叡山延暦寺の偉いお坊さんを鏡に映して現れた姿を描き写した厄除けのありがたい護符なのでございます。(ざっくりすぎる)

西郊民俗談話会 より以下抜粋。

永観二年、全国に疫病が流行して、ちまたでは疫病の神が徘徊し、多くの人々が次々と全身を冒されていった。お大師さまは、この人々の難儀を救おうと大きな鏡に自分のお姿を映されて静かに目を閉じ、禅定(坐禅)に入られるとお大師さまの姿はだんだんと変わり骨ばかりの鬼(夜叉)の姿になられた。見ていた弟子達の中でただ一人の明音阿闍梨だけが、このお姿を見事に写しとられた。お大師さまは写しとった絵を見て版木でお札を刷るように命じられ、自らもお札を開眼された。出来上がったお札を一時も早く人々に配布して、各家の戸口に貼り付けるように再び命じられ、病魔退散の実を示されたのであった。やがて、このお札(角大師の影像)のあるところの病魔は怖がられて、よりつかず一切の厄難から逃れることが出来た。以来、千余年このお札を角大師と称し、元三大師の護符としてあらゆる病気の手本と厄難の消除に霊験を顕し、全国に崇めらているのである。

こちらの護符は、比叡山延暦寺をはじめ、全国各地の天台宗のお寺で授与されているとのことでした。

同じく、西郊民俗談話会 より全国の角大師護符の写真を参照させていだきます。

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2番と、14番のゆるゆるっぷりがたまらん…!!

あぁー!かわいい!!かわいいよぉぉぉーーーー!!!!!!

異形好きのわたしの好みにドンズバ!!!いつか我が家にもお迎えしたい…。ありがたいことに民俗談話会 には全国で授与しているお寺リストも載っていました。

そんなわけで、ついに角大師さまを求めて先日福岡県久留米市にある国分寺へ行くことにしたのです。

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JRで久留米駅よりも二つ前の「宮の陣駅」で下車。駅前にあった良き看板

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私の日頃の悪行を見透かすようなまなざし

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黒猫をさがせ

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「あんま」という言葉に郷愁を感じる。古い建物もいい感じでした。

駅から歩いて10分ほどで到着!角大師に負けず劣らずゆる可愛い仁王像がお出迎え。

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こちらの仁王像に会うのも目的のひとつでした

仁王像には「わらじ」が吊るされていました。

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佐賀の宇宙人仁王像に会いに行った時にも「わらじ」が置かれていたので不思議に思っていたんだけど、仁王像は「健脚」と言われていて、わらじが奉納されたりするらしい。なるほど!いつまでも健脚でありたいものですな〜(おばばになっても写真撮り歩きたい)

なんと!掲示板に目的の角大師の護符が!!一気にテンションあげあげに。

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黒に金色(たぶん…)でした。比叡山で授与されたものなのかな〜

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「ワクチン」のあいうえお作文も気になる笑

まずは本堂でお参りします。

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ちょうどご住職がいらっしゃったので、護符とキーホルダーを授与していただきました。もちろん御朱印もね!

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本来は2枚1セットであるらしい角大師(左)と、豆大師(右)。詳しくは先述したサイトを見てみてね。

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裏には梵字が一文字書かれてます

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この数珠もちょっとほしかった。普通に数珠として使えるのかわからなかったので我慢…(自分の数珠持ってないからいつかちゃんとしたのほしい)

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元三大師(シルバーだった!角大師スタンプもかわゆす)と、お寺の敷地内にある歓喜天。御朱印は他にもいくつか種類がありました。

大聖歓喜天

本来は御朱印をいただく前にお参りするものだけど、まさか歓喜天が奉られているとは知らなかったので先に御朱印をいただいた後にお参りしてきました。

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お堂には立派な唐獅子と龍の彫り物がありました。

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蝉の抜け殻…!!!(あえてそっちにピン合わす)
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歓喜天は、頭が象で体が人の姿で表される仏様のこと(逆の場合もあるらしい)。

以下、wikiより抜粋。

象頭人身の形像が多いが、人頭人身の形像もある。(中略)男天・女天2体の立像が向き合って抱擁している歓喜仏的なものが通例である。(中略)日本仏教には珍しく、後期密教の無上瑜伽やタントラ教の歓喜仏を連想させるような男天・女天が抱擁し合う表現を含むため、双身歓喜天像は秘仏とされて一般には公開されないのが普通である。

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平安時代の図像集『別尊雑記』(心覚 撰)巻 42より

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おそらくご住職が描いたであろうほんわかした象の絵。御朱印にもコスモスを描いてくれて、チョークで描かれたかわいい猫の絵の写真もいただきました

↑このようにお堂に掲げられていた解説にも「抱き合う姿」書かれているので、こちらに祀られている歓喜天も抱き合っている双身歓喜天像なんだろうね!あー、いつか見てみたい…秘仏ぅぅぅ…。

敷地内には他にも素朴でかわいらしい仏さまがいらっしゃいました。
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はじめて護符を貼ってみる

念願の角大師(と、豆大師)の護符をゲットしてほくほく!翌日、さっそく我が家に貼ってみました。

どどーーーーん!!!

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手前のアイヌこけしの存在感よ…。角大師が食われてる…ごめん…

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住職さんに教えてもらった通り、自宅の玄関(角大師)とベランダの窓(豆大師)の上に貼りました。今回の護符はプリントだったので、次は手刷りの護符を入手したいなぁ(手しごとが好きなもので)。そしていつか天台宗総本山の比叡山にも行ってみたい!!!

実は、去年別の場所で角大師護符を入手してたりするので、それについては機会がありましたらまた紹介したいと思います。

◎求菩提資料館で授与されている護符について書きました▼▼▼

久留米ぶらぶら(おまけ)

さて、今回実は新しいカメラを入手したので、試し撮りのためのお出掛けでもありました。そのカメラはSIGMA dp3 Quattroです…!!

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一番上の変わった形のがそれ。他にCONTAX Aria(フィルム)とFUJIFILM X-T3を持って行ったけど、外ではほぼ使わなかったよね…

噂通りクセが強ぉい…。色々と手こずりながら写真を撮りましたので、どうぞ見てやってくださいな。

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以上です!クセはあるけど撮っててたのしくなるカメラでした。ちなみにこのカメラ、RAW現像(めんどくさがりなのでなるべく避けて通りたい)ありきなとこがあるらしい。しかし私の古いパソコンでは対応してないんだなぁーーー涙 というわけで、新しいパソコンを買うまではあまり気にせず撮っていこうと思います。これからもっと使い込んで、このカメラを活かした写真が撮れたらいいなぁー。がんばります!

【使用カメラ】デジタル:SIGMA dp3 Quattro、iPhone SE2 フィルム:OLYMPUS PEN FT