彷徨する旅のアーカイブ

旅先や日常で出会った「非日常」の記録。フィルムとデジタルで撮影します。

三角天草+αひとり旅1【三角編】

2020年10月末、三角天草+αへ4泊5日のひとり旅してました。最終目的地は天草市の﨑津教会。﨑津集落は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(世界遺産)の構成資産になっています。ずっと前から行きたいと思っていたけれど、車がないとなかなか行きづらい場所。天草って電車も通ってないからほんっっっと遠いんだよね。時間も体力も使うのでずっと重い腰が上がらずにいたのですが、そんなこと言ってたらいつまでたっても行けないよ!といわけで、電車とバスを乗り継いで行ってみることにしました。

まずは「海のピラミッド」を見に行こう

月と星のピラミッド

f:id:salomery:20210315211354j:image夜の熊本城(film)

仕事終わりの金曜の夜。まず最初に熊本市内のバスセンターに立ち寄り、交通費を浮かすために「あまくさ乗り放題きっぷ(3日間)」を購入します。さっそく天草へ…とはもちろんなりません。一度の旅でいろんな要素を詰め込みたくなる欲張りなわたくし。天草に行く前に、通り道でもある宇城市の三角町に寄ることにしました。目的は三角港フェリーターミナル「海のピラミッド」の夜の姿を見るため。くまもとアートポリスの一環で建てられた葉祥栄さんによる設計で、ヘンテコでモダンな建築が大好きなので、ずっと見に行ってみたかったのです。そんなわけで、まずは熊本駅から電車で1時間ほどの三角駅へと向かいます。(三角ではICカードが使えなかったので要注意!わたしは使ってロックされちゃった涙。着いた時にはすでに無人駅になっていたのであたふた)

f:id:salomery:20210315211041j:image三角駅は「ななつ星」の水戸岡鋭治さん改修の駅舎です(FUJIFILM X-T3)
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(film)

三角駅を出てまっさきに目に飛び込んできた貝殻のような摩訶不思議な建物!頭上には月と星が煌々と輝いていて大興奮!!!

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(FUJIFILM X-T3)

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真っ暗だし誰もいないし風もビュービュー吹く中おそるおそる上まで登ってみたよ。怖かったけど楽しかった!!

おそらく1時間近くそこで写真撮りまくってたんだけどいよいよ寒くなってきたので予約していた近くの宿へ向かうことに。

絶望という名の宿

宿に着いてみるとフロントに誰もいない…。鍵と書き置きがあって、なんと留守にしてるので勝手にやっちゃってー的な感じ。防犯的に大丈夫なのか…?そしてお宿の佇まいがなんというか…想像していたのとぜんぜん違っていてドヤ街の安宿…??とりあえず自分の部屋は2階突き当たりの大広間とのことだったので向かってみるも、その先には非常階段に続くドアがあるだけ…。

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登る階段が違ったのかな…?と1階に戻って別の階段を探してみるも見当たらない。嫌な予感がしつつ再び2階へ行き、非常階段のあるドアへと進むと…

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ん?

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んん??


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あったー!!大広間あったーーーーー!!!!!


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寝る時に緑のライトが怖いんだよ…

非常口がある部屋に泊まるの初めてよ!何かあったらみんな私の眠るこの部屋にくるのね…責任重大!!誘導がんばるわっ

そして着いて早々ゴキブリの歓迎を受けるという…!!!(写真も撮ったけど載せるのはやめとく)泣きそうになりながらティッシュ箱で応戦しなんとか勝利を勝ち取るも、見るのも触るのも怖くて無理なのでティッシュを何枚も重ねて埋葬し、その状態のまま眠りにつきました…。蘇ることに怯えながら……(なんかガサガサ動いてる気がしたんだ…)

f:id:salomery:20210315233311j:image翌朝、こういう事情でこんなことになってます…という乱筆な書き置きと共にパシャリ。

部屋に非常階段のあるとんでも宿と昨晩のゴキとの遭遇により最悪な一夜となり、今までずっと一人旅で楽しいことが起きすぎるので旅の天才と自画自賛していたのだけど、今回の旅もしかしてヤベェんじゃないかと初めて不安に襲われるのであった…。

太陽のピラミッド

f:id:salomery:20210315221916j:imageキラキラと輝く早朝の海(film)

もちろん翌日は朝イチで再び海のピラミッドへ。夜は中に入れなかった内部の螺旋階段も見ることができて至福です。実際に見るまではもっと大きいのかと思ってたんだけど、こじんまりとしていてとても可愛らしかったです。

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(FUJIFILM X-T3)

f:id:salomery:20210315225619j:image海のピラミッドの上から撮った海(film)

この日は少しバスで移動したところにある世界遺産の三角西港周辺を観光する予定でした。事前にネットで調べた情報では三角駅にロッカーがあるということだったので向かってみるとなんと!7月に撤去されたとのこと…。熊本地震やコロナの影響で観光客がめっきり減ってしまったらしい(バスの本数も少なくなってた)。泊まった宿も無人で荷物を預けられず、ぼーぜんと立ち尽くすのでありました…。

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三角駅にいた猫と一緒に記念写真(film)

キャリーバッグをガラガラ引いて観光するには厳しい場所だったので、泣く泣くあきらめて散策しながら天草行きのバス停(そこも地味に遠かった…)まで向かうことに。三角西港にはレトロな建物が色々残っているようなので、また機会があればいつか行きたいです。不完全燃焼ではありますが、海のピラミッドはたんまりと堪能できたのでよしとします。

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バス停に向かう途中の坂の上から。こういう風景は歩いていないと気付けなかったり撮れなかったりする。好きな写真です(film)

天草・本渡編につづく▶︎▷▶︎
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