ちょっとした中津観光を楽しんだ後は、バスに乗り込み宇佐市の安心院(あじむ)町へと向かいます。
小雨がちらつく不安定な曇り空。40分ほどかけて終点の安心院へと到着すると同時に興奮の嵐!!大好きな建物がバス停の目の前に現れたのです…!!!
モダンな装飾の窓や扉に青々と茂った蔦。割れた窓から中を覗くことができました。なんの建物だったのだろう?安心院滞在の二日間、この建物を通るたびに撮ってしまうほど大好きな建物でした(掲載写真は二日間のあらゆる時間帯にフィルムとデジタルで撮ったものです。一体何枚撮ったのやら…)。
バスのおっちゃんになんの建物だったのか尋ねてみたところ、隣のスーパーの倉庫だったんじゃないか…?とのことだけど、扉には「いらっしゃいませ」って書いてるし、単なる倉庫にしては装飾が素敵すぎる。昔の地図みたらわかったりするのかしら。
この通りは昔のメインストリートだったそうです。昔は栄えてたんだろうなぁと思われる廃墟となり、朽ち果てた建物がちらほら…。観光客が目を向けないようなこの通りに一番テンション上がりました。
さて、安心院といえば「鏝絵」。鏝絵ストリートなるものがあり、新旧問わずさまざまな鏝絵を一度に見ることが出来ます。正直あまり心惹かれず…(ごめんなさい)。ただし、この建物はかっこよかった!!!
他にも新旧問わずいろいろな鏝絵がたくさんありました。ほんの一部のみ紹介。
鏝絵ストリートを抜けて、雨に時々降られながらも、いつものごとくぷらぷら安心院さんぽ。
残念ながら、あまり自分の琴線に触れるものがなく…。そこまで興味のない飛び出し注意看板を見つけては撮るという謎の行動をとってしまいました。






思ったよりも早く安心院の中心地(なのかな?)の観光が終わってしまった…。日も暮れつつあったので、とりあえずお宿へと向かいます。
今回は急遽行き先を決めたこともあり、泊まりたかった宿は満室。選べるほどたくさん宿もなかったので、AZに宿泊することにしました。AZは九州のあちこちで見かけてたけど、なんと旧社名は亀の井ホテルなんだね!知らなかったー。浴衣が亀の井ホテルの柄だったのも納得です。しかもジョイフルに買収されてたなんて…(だからホテル内にジョイフルが…)。おもいっきり地元ネタで失礼しました。
宿泊すると、お隣の温泉に無料で入れます。(しかし温泉入ったはずなのに下駄箱あたりまでしか記憶ないのなぜ…)
夕ご飯は、せっかくの旅先なのにホテル内にあるどこでも食べれる温野菜かジョイフルの二択を迫られるという…。(近くにご飯屋さんがなかった)
仕方ないので一度も行ったことない温野菜へ。結果、野菜も食べれるし、豆乳鍋にキムチとご飯入れて〆のおじやにもできて美味しかったので満足!!
いやはやしかし、初めての土地ならけっこーどこでも楽しめる方だと思っていたけれど、安心院はなかなかそれが難しく(ごめんよ安心院)、明日の安心院観光はどうなることやらと、一抹の不安を覚えながら眠りにつくのであった…。
【使用カメラ】フィルム:OLYMPUS OM-1、デジタル:FUJIFILM X-T3、iPhone SE2
はじめてのすっぽん編へつづく▶︎▶︎▶︎