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JR宇島駅
中津市(大分)を後にして向かったのは、電車で10分ほどの豊前市(福岡)の宇島。
駅には天女のステンドグラスが。近くにある求菩提山の麓にある岩洞窟の天井に、平安時代末期に描かれたといわれる飛天がモチーフと思われます。
着く頃には辺りは夕焼けに染まってました。
初めて降り立つ土地に興味津々になりながら、本日泊まるお宿に向かってずんずん歩きます。沿線沿いには昔のアニメに出てきそうな可愛らしい烏天狗がいたよ♪ たまらんね〜!
割烹旅館「宇島汐湯」
2日目のお宿はこちらの宇島汐湯さん。(中津にあった割烹汐湯と同じ名前だけど、おそらくただの偶然だよね?)実はこちらがとっっっってもよかったのです!宿のサイトが立派だったので、てっきり昭和のキレイ目なお宿なのかと思っていたら、家族経営のレトロなお宿で大喜び!!しかも数日前からGO TOに対応したとのことで、2食付き4千円ちょっとで泊まることができました。最高すぎる〜!!!
わたしのお部屋はどんなかんじかしら…?
時代を感じさせる飴色の木材や、回廊に敷かれた赤い絨毯、部屋の入口のレトロタイルとトキメキポイントも満載でした。水回りは綺麗に改装されてるようで、共同のお風呂も新しかったです。昔のままのお風呂が残っていてほしかったなぁー。きっと豆タイルだもんね。
さぁて、お待ちかねの夜ごはんをいただきますよ。
小鉢類も美味しいし、ニンニクのソースの効いたハンバーグも美味だったー!2日連続で宿泊する人もいるので、メインは肉と魚交互に出しているようです(サイト情報)。お魚もバージョンも食べてみたかったなぁ…。ご飯もおかわりし放題で最高でした。(もちろんおかわりしたよね)
食堂横の洗面所もたまらんかったよー。
汐湯さんは、建物の良さはもちろんのこと、なにより宿をきりもりしている老夫婦の人柄が素晴らしすぎて…。ご主人に明日の予定を伝えると色々と親切に調べてくれるし、奥様のご飯もたいそう美味しかった!まるで実家にいるような居心地のよさでした。
元旅館街
汐湯さんの他にも周辺にはいくつか旅館がありました(営業しているかは不明)。
こんなところになんで旅館街が…?と不思議に思って宿のご主人に尋ねてみると、向かいの公園は昔は港で、筑豊で取れた石炭を運んでいたとのことでした。なるほど!閉山して廃れてしまったのね…。当時はさぞ賑わってだんだろうなぁー。もっと詳しく聞けばよかったな。(取材能力皆無 )
こちらの艶っぽいアーチをもつ玄関のお宅が一番興奮したよ!
最初見たときはもしかして赤線建築なのでは…?と鼻息荒くしたけれど、旅館だったのね。屋号も聞いたんだけど忘れちゃった…。「○赤」と、二文字で赤がついてたのは覚えてるんだけどな。(だから赤色の外観なのか。うっとり…)
ひとり旅、最終日のはじまり
翌朝朝食をいただき、荷物は預かってもらって、次なる目的地へと出発です!
造船?商船??とにかく船関係の会社だった増築しまくってる建物も教えてくれたので(聞いた側から忘れるんよ…記憶力ほしい…)、翌朝行ってみると…
鬼瓦に恵比寿〜!!!
(film)
幸先のよいスタートになりました。
さて、お次はいよいよ求菩提山へ。初登山に挑戦です!!!
【使用カメラ】film:OLYMPUS PEN FT、digital:FUJIFILM X-T3
玉名・中津・求菩提ひとり旅2020⑥【求菩提山登山編】へつづく▶︎▶︎▶︎