妙見祭をあとにして、肥薩おれんじ鉄道に乗り込み向かった先は日奈久温泉。今回は2度目の訪問でした。1度目の日奈久が最高すぎて大好きになり、またぜったい行こうと思っていたのです。
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日奈久温泉駅
日奈久温泉駅に着いたのはちょうどお昼前でした。
駅から少し離れた温泉街へ歩いて向かいます。大きなトラックがすぐ横を通る道路沿いを歩いて行くので、車に気をつけましょう!
カラフルキッチュな仏像
温泉街へと向かう道中には小さなお寺さんがあります。前回訪れた時にきゅんときたゆるーい仏像さまたちと再会。
前回はなかったビニール紐で括り付けられていて残念な感じに・・・。熊本地震の影響なのでしょうか。というわけで、2015年時のお姿でご紹介。
お寺さんにごあいさつして再び日奈久温泉街へと歩いていきます。大好きな皇帝ダリアが咲き乱れていました。
日奈久温泉
まずは宿に荷物を預け、海沿いの小さな温泉街をぷらぷら。
カラフルかご屋?電気屋??
そして一気に東南アジア感・・・!!!
2015年時の写真も一枚だけどうぞ。
この時は勇気が出なくて中に入って話を聞くことができませんでした。人見知りぃ・・・。
温泉神社
温泉神社に向かうと、階段の途中で江戸時代に作られたという天然の地形を利用した屋外劇場風の相撲座敷があります。私はなんでかこれにいたく感動した!まるで古代の遺跡のような雰囲気を感じたからなのかなぁ・・・。
近頃まで九州各地から強豪力士が集まる奉納相撲が行われていて、多い時は約2万人もの観客を収容してたんだって。
自分の写真ではそのスケール感が伝わらないのが悲しい…。苔むした感じや落ち葉、蜘蛛の巣もたまりませんでした。
階段をさらに進むとやっと温泉神社が。その先にもお稲荷さんの階段があり、すべて登り切ると結構な運動量です。
おきんじょ人形
温泉神社を降りた先には、おきんじょ人形を作る竹細工屋さんがあります。こけしに手足が生えてて可愛いんだよ〜!なんでも「おきん」という美人の湯女をしのぶ人形で、昔はままごとや着せ替え人形として親しまれていたらしいです。ずーっとほしいんだけど未だゲットできず・・・。
その後は再び町中をぶらぶら。
いつものように足が限界を迎えた頃に喫茶店にたどり着き、ミルクセーキを飲んで生き返るのでした。
温泉めぐり
金波楼
15時過ぎにお宿にチェックイン!今回の日奈久での一番の目的はもちろん温泉めぐり。温泉セットをバッグにつめて、まずは国登録有形文化財でもある木造三階建ての金波楼(きんぱろう)の立ち寄り湯へ。玄関ではおきんじょ人形が出迎えてくれます。
お風呂場は綺麗に改修されてて昔の面影はありません。壁に飾られてた昭和初期の古写真のままだったらもっと魅力的な宿だったのになぁと少し残念に思うのでした。ちなみにお魚を抱えた女性(それとも人魚?)の湯口は、露天風呂に飾りとして置かれていたような・・・?いい加減ですんません。
実は昔泊まったことがあるのでその時の写真もチラリ。
金波楼でひとっ風呂浴びたあとは、例のカラフル籠屋さんの隣にある「とらや」さんで、揚げたてちぎり天を買ってベンチでもぐもぐ。日奈久温泉は竹輪が名物で、あちこちに竹輪屋さんがあります。ちくわの穴の中にポテサラを入れたものも有名で美味しいよ!
松の湯
その後旅館の立ち寄り湯に向かうと、なんと今日は団体客が多いからやってないという…!別の立ち寄り湯に向かうもそこもNG…。2軒立て続けにフラれて意気消沈しながら向かった先は公衆浴場の松の湯さん。
女湯の扉を開けるとなんとびっくり!脱衣所とお風呂場の間に仕切りはなくて段差になっていて、上の方で脱いでそのまま下に降りて湯船に入るスタイル。鄙びた温泉地初心者のわたくし。このタイプははじめてだったので何気にカルチャーショック!
自分にはちょっと難易度高かったけど、とても好きな温泉でした。地元のおばちゃんたちが井戸端会議していたよ〜。お風呂場が交流の場なんだね。そんな雰囲気もたのしかった。
日奈久温泉の夜
外を出るとすでに夕暮れておりました。
夜ごはんは海鮮ちゃんぽんを食べようと某お店へ。
具沢山でめちゃくちゃ美味しかった。
んだけど、レンゲの持ち手が本気で汚くてオーマイガー。1度替えてもらったのにそれも汚くて結局使わずに食べた。ちゃんぽんの衛生面も気になったけどスープまで全部飲み干した。お腹壊さなかったからきっとだいじょうぶ!だと思いたい・・・。お店の名前は伏せておこうと思います。美味しかったんだけどねぇ・・・
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3(オールドレンズも使用)
2019年秋・八代ひとり旅③【日奈久温泉・後編】へつづく▼▼▼