彷徨する旅のアーカイブ

旅先や日常で出会った「非日常」の記録

秋田青森ひとり旅2022・最終回【秋田・最後の晩餐編】⑱

秋田駅へと到着したのは夕方の6時頃。宿にチェックインしてすぐさま外に飛び出します!わたしの頭の中は「あれ」のことでいっぱいでした・・・。そう、それは・・・

き・り・た・ん・ぽ!!!

秋田青森ひとり旅の最後の晩餐に相応しい、秋田を代表する素晴らしき郷土料理です。

CONTENTS

my きりたんぽ鍋

何を隠そうわたしは大のきりたんぽ好き!!!とは言っても数年前、仕事で初めて秋田を訪れた際に一度だけ食べただけ・・・。その時のきりたんぽ鍋の味が忘れられず、なんと今年の冬には自宅でお米からきりたんぽを作って、ひとりきりたんぽ鍋しちゃったよ!!

ごはんをねりねり半殺しして、割り箸につけていきます

ガスコンロの魚焼きグリルを使って焼きます

形は歪だったけど、ちゃんときりたんぽしてて美味しかった

作るの楽しかったし美味しかった!(ひとりだけど!ひとりだけど!!)

秋田乃瀧

さて、きりたんぽ愛を披露したところで旅のつづきへと戻りましょう。いくつかの候補の中で、まず最初に目指したのが「秋田乃瀧」。

悲しき張り紙・・・

やはりゴールデンウィーク・・・。なかなか思うようにはいきません。こちらのお店では日本酒の飲み比べができるミニセットが気になりました。行きたかったな・・・。最近旅先で地酒を呑むことにハマりだしている。

秋田食処 北洲

気を取り直し、すぐ近くの「秋田食処 北洲」へ。

オープンしてた!!

こ、これは・・・!!!

めちゃくちゃ素敵な看板ではありませんかーーー!!!
ねっとりとした筆文字がいい感じ!!!

入店するとカウンターに先客が2人いて、どちらも若めのひとり客。居酒屋なのに店内はシーンとしていて、テレビで流れるコナンの声だけが響いていました・・・。

タコの魚拓!?

注文したのはもちろんきりたんぽ鍋!と、梅酒ロック。注文してからハッとする。なぜどこでも呑める梅酒を・・・?地酒頼めばよかった・・・。

お通しうまし

というわけで、きりたんぽ鍋が出てくる前に梅酒ロックをほぼ一気!!!店主に秋田の地酒で甘くて飲みやすいものを教えてもらい、人気だという「雪の茅舎」を注文。

升で呑むのはじめて!どきどき!!

日本酒呑み慣れないわたしでもとても飲みやすくて美味しかった!!!甘い日本酒にちょっと物足りなさを感じ始めたので、次呑む機会がある時はもっと別のお味の日本酒にも次回は挑戦してみたいと思います。

さて、肝心のきりたんぽ鍋。

本場のきりたんぽ鍋

やっぱりめちゃくちゃ美味しいーーー!!!

けど高かった・・・。これで2〜3人前。小さい・・・足りない・・・。夜の街価格&観光地価格なのかなぁ。ちなみにきりたんぽ鍋は2人前から発送が可能とのこと。なかなか高級きりたんぽ鍋だったけど、旅最後の晩餐に食べれてとても嬉しかったよ!!

ところで、みんな黙々と食べるひとり客たちと、店主も客と会話することもなく手があいた時にはテレビでコナンを観てる・・・というなかなかシュールな空間がとても可笑しかったです笑

束の間の秋田の夜を楽しみ、ホテルへと戻ります

ついに旅の最終日。今回の旅で一番早い5時前に起床!今日はひたすら移動して自宅まで帰るだけ。最後の最後に大ポカしないように慎重に行動せねば・・・!

秋田駅の朝

駅内にはなまはげ

秋田空港までの道のり

福岡までの直行便がないため、秋田空港→羽田空港→福岡空港という流れで帰ります。飛行機の便が早すぎて、なんと秋田空港までの移動手段がない・・・(そんなことってある?)。仕方ないので、秋田駅から始発で空港に一番近い和田駅へ行き、そこから前日に予約していたタクシーで空港へと向かうことに。

順調に和田駅に到着!

予約できなかったら空港まで約2時間近く歩かないといけないとこでした(冷や汗)。約15分で3,400円という痛い出費だったけど致し方ない・・・。

秋田空港

秋田空港に着くと、秋田出身の木版画化  池田修三さんが描いたピースの女の子がまっさきに目に飛び込んできます!

ピースと窓に反射する青空

毎日過酷だった秋田青森ひとり旅をついに終えようとしているわたしの気持ちを代弁しているかのよう・・・!!!

空港内にもかわいい女の子たちであふれていました。

どこかアンニュイな表情がたまらない

荷物を増やせなくて旅の最中ほとんどお土産を買えなかったので、秋田空港で一気にゲットする計画です。そのためにホテルで必要のない荷物もろもろを自宅に発送して身軽になっていました。

秋田空港おみやげ広場 あ・えーる

完璧な計画だったはずなのに!なんと時間が早すぎてまだオープンしていないじゃないか・・・!!

なんとういうことだ・・・

飛行機の時間の関係上、どうやらお店がオープンしてから10分ほどで商品を選び、購入するという早業をキメなければならぬもよう・・・。網目の隙間から商品を物色し、だいたいの目星をつけて決戦の時に備えます。

ついにお店がオープン!!と同時にきりたんぽ鍋ゾーンにダッシュ・・・!!!

そして自分用に人形道祖神グッズも・・・(はぁと)

たくさんあるー!!!

まさか売られているとは思わなかったので嬉しい!絵柄的に一番好きだった人形道祖神界のスーパースターをお持ち帰りすることに。実物の人形道祖神だと一番おっぺちの鹿島様が好きだったんだけどねー。またいつか、秋田を訪れた際にはおっぺちさんをお持ち帰りしたいです。

手前がおっぺちの鹿島さま。こちらの絵もじわじわ好き。ほしい。

ちなみにこれらの商品はネットでも購入できるよ!

飛行機からの眺め

秋田から無事飛行機で旅立ち、窓側の席だったので写真を思う存分撮りました。

とってもお天気が良くて、空も雲も地上も雪山も綺麗に見れてその雄大な姿にうっとり・・・!!!

なんの山だろう?人が登ってないかなーと目を凝らしたけど見えるわけがない

夢中になってシャッター押しまくっていたら、飛行機好きと勘違いされてスチュワーデスさんから飛行機のポストカードをプレゼントされました笑

とっても芝居がかったおもしろいスチュワーデスさんだった!「いい写真が撮れていることを祈っております」と言われた笑

羽田空港へ到着し、お次は福岡空港へ。富士山見たかったけど通路側で見られず・・・。秋田からのフライトで上空から見るお山の景色に目覚めてしまったので、今度福岡から関東へ飛ぶ時はぜひとも富士山を眺めたい!

そんなこんなでお空の上でまで旅を満喫!!出発初日に近所のお寺さんで旅の無事を祈願してたので、無事帰れたことをお寺さんにご報告し、14時過ぎには我が家に帰宅。

春水堂の生搾りレモンティー(自分の中で別名:クエン酸ティー)を買って帰宅。我が家の熊とともに・・・

6泊7日の過酷な旅もこれにて終了!!!笑えるハプニングはあれど、命に関わるような事件も起きず、無事長旅を終えることができてほっと胸を撫で下ろすのでした。

最後に

昔からひとり旅が好きではあったけれど、今回の綿密なスケジュールを着々とこなしていくという過酷旅で開眼してしまったような気がします。自分の中の非日常を追い求め、これからも全国各地を飛びまわりたいです。

最後の最後に、今回出会った人形道祖神さまたちの写真を放出してお別れしたいと思います。ブログ始まって以来の最長の旅行記。最後までお付き合いただきありがとうございました!また次なる旅でお会いしましょう〜!!!

【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2 film:KONICA AUTOREX

END

◆秋田青森ひとり旅2022まとめ

秋田・湯沢の人形道祖神(前編)①

秋田・増田観光編②

秋田・湯沢の人形道祖神(後編)③

秋田・CAMOSIBA編④

秋田・カンデッコあげ編⑤

秋田・仙北市の人形道祖神編⑥

秋田・阿仁マタギ編⑦

青森・金木町の鬼コ・前編⑧

青森・金木町の鬼コ・後編⑨

青森・弘前さくらまつり編⑩

青森・りんごの花と鬼コ編⑪

青森・弘前建築めぐり・前編⑫

青森・弘前建築めぐり編・後編⑬

青森・青い鬼コ編⑭

青森・温湯温泉編⑮

青森・黒石観光編⑯

青森・柏木町の鬼コ編⑰