彷徨する旅のアーカイブ

旅先や日常で出会った「非日常」の記録

2023年ことはじめ・前編【冬キャンプの回】

2023年。年が明けてからあっという間に1ヶ月過ぎようとしています。今年は当分の間、長期の旅はちょっとお休み(去年暴れ過ぎて資金が尽きたんや・・・)。タイミングを逃していた未掲載の旅や、過去旅のアーカイブ等、月に1度くらいはブログ更新していきたいと思っております(希望)。ゆるゆるとしたスタートにはなりますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!!

CONTENTS

自家現像

どこにも旅をせずに今まで何をしていたかというと・・・

でででん!!!

モノクロフィルムの自家現像始めました!!!

そして、もうひとつ。

俺の巣

冬キャンプにも挑戦!!!(もちろんソロやで・・・)

自家現像するためにフィルムでたくさん撮ってきたのでどうぞ見てやってください。今年は旅先でもモノクロフィルムをたくさん撮ってどんどん自家現像していこうと思っています!!

冬キャンプ2022〜前日譚〜

おさらいをしますとね、アウトドアのアの字もないインドア人生を送ってきましてね、ボゼを見に行きたくてキャンプ道具一式を揃え、南の島で真夏のソロキャン2泊したのが去年の8月。

夏を体験したら今度は冬じゃん!?と思い立ち、先月の12月23日というクリスマスイブ前日に照準を合わせ、約1ヶ月ほど前から準備を着々と進めておりました(そう、もちろん冬のボーナスは飛んでった・・・)。

そしてついにキャンプ当日!!思ったらピンポイントでまさかの寒波襲来!!!それでもめげずに(むしろ燃えてきたぜ!)朝から電車を乗り継ぎ向かっていたら、キャンプ場から雪で休館するとの連絡が・・・(絶望)。

え・・・?わたしのこのまま電車Uターンしてお家に帰るの・・・??何も爪痕残せないまま今日という一日が終わってしまうの・・・???

そんなのやだよ!!!

お犬かわいい

悲しみに暮れながら途中下車したのは、南蔵院でした。

足跡がアートしてた

雪をあびても素知らぬ顔の涅槃像。

足の裏

ボーナスをありったけ注ぎ込み、会社休んでまで臨んだ「寒波キャンプ挑戦の日」は、単に「涅槃像を拝みに行った日」になったのでした・・・。嗚呼、クリスマスにソロキャンプして寂しさを噛み締めたかったよ・・・(どんな自虐)。

冬キャンプ2022〜リベンジ編〜

2022年最後の挑戦になるはずだった冬(寒波)キャンプは挫折に終わり、無念の気持ちを抱えたまま2023年を迎えました。早くこの気持ちを消化させたい!!!そんなわけで、めげずに1月前半の3連休に1泊2日で冬キャンデビューしてきました!

直方駅

まずはJR博多駅から直方駅へ。ここから平成筑豊鉄道に乗り換えるのですが、待ち時間が長かったので、ちょっぴり駅前の商店街を散策。

大好物のアーケード商店街

ほしかった七草粥セットもゲット!

猫!

平成筑豊鉄道 油須原駅

散策もほどほどにして、時間がきたので平成筑豊鉄道へと乗り込みます。

公式キャラクターは「ちくまるくん」だよ!

わけあって目的のキャンプ場の最寄駅よりも1駅前の油須原駅(無人駅)で下車します。

すると駅舎がめちゃくちゃレトロで良すぎてびっくり・・!!!

冬キャンプの荷物がザックひとつに入り切らずこんな大荷物に・・・

あまりにも魅力的な駅舎の姿にふらふらと誘われるよう駅前を歩き出し、細い路地を進むととんでもなく大好きな風景を発見して大興奮!!!

久しぶりに見た相合傘!今の若い子たちは知ってるのかな?

地図確認したら目的の場所とは正反対あわててUターンしたんだけど、大好きな風景が見れたのでほんと迷い込んでよかったです。

再び駅へと戻り、ホームの裏側の道なのかなんなのかよくわからない道を降り抜けます。最初に電車から降りた時に他のお客さんがここから降りてたからそうしたけど、それ見てなかったら降りようとは思わないよね・・・。

道とはいえない道

村のお肉屋さん

目的地は「村のお肉屋」さん。

そう、キャンプ場でいただくための美味しいお肉の調達という大事な任務です!!Google mapを見ながらてくてくてく・・・。が、目的地に到着してるはずなのにそれらしきお店がない・・・!!

え?え?わざわざ一駅前で降りたのにまさか辿り着けないの・・・!??

坂しか・・・ない!!!

この長ぁーい坂の先にもしかしたらあるのでは・・・???と、一縷の望みをかけて、道を重い荷物引きずりながら歩くと・・・

登った坂の上から見下ろす

あったーーーーー!!!!!

村のお肉屋さん

マップの修正方法わからないので(やろうとしたけどできなかったんだ・・・)誰か詳しい人お願いします

めっっっちゃいいお肉ゲット!!!

ほんとはステーキ用のお肉が欲しかったんだけど、一人分のちょうどいいサイズのがなくて、すき焼き用のお肉を購入しました。ステーキ用と同じ肉をスライスしてるから塩胡椒で食べるのがオススメとのこと。

渡辺えり似の豪快なおばちゃんで、淡路島産の玉ねぎももらったよ!

これもめーーーっちゃ甘くて美味しかった!!!

さらに、重い荷物抱えてキャンプ場に1駅分歩いて行くことを伝えたらなんと!!車でキャンプ場まで送ってもらえることに・・・っ。めちゃくちゃいいおばちゃんだったーーー!!!実は今回のキャンプで一番ここでの出来事が印象に残ってたりします。ちなみに事前に電話してお肉を予約することも可能とのこと。人数に合わせたバーベキューセットも用意できるみたいなので、みなさまもぜひ!

源じいの森キャンプ場

冬キャンプの舞台に選んだのは福岡県田川郡赤村にある源じいの森キャンプ場。重い荷物抱えて30分ほど歩く予定が、瞬きする間に着いてしまったよ!!

ところで源じいって誰?

キャンプ場には「リバーサイドエリア」「グリーンシャワーガーデン」「ブッシュクラフトサイト」の3つのエリアがあります。

リバーサイドエリアは広い敷地のエリア。

リバーサイドエリア

グリーンシャワーガーデンは見晴らしのいい川沿いのエリア。

グリーンシャワーガーデン

グリーンシャワーガーデンの反対側にあるのがブッシュクラフトサイト。

ブッシュクラフトサイト

わたしは川沿いのグリーンシャワーガーデンにテントを張ることに。

カップルのテントに挟まれてしまったぜ!

でも湯たんぽイエティと一緒だからぜんぜん寂しくないんだから・・・なっ

人気のエリアのようで、チェックインの13時前に到着したにも関わらず、すでにたくさんの家族連れやカップルたちがテントを張っていました。

チェックイン時に渡された紙には、13時前に場所取りや設営は禁止と書かれていたけどだいぶアバウトのもよう・・・。好きな場所を選びたい方は、チェックイン時間よりも早くいくことをオススメします。

テント設営が終わったら、まずはキャンプ場内を散策。

薪がカッコいい

自然あふれる場所で、鹿も出没するそうです

だんだん陽がくれてきました。

夕陽に照らされる川

源じいの森温泉

暗くなる前に近くの温泉へ。歩いて行ける距離にあるのはありがたい!

ゆ!

キャンプ場宿泊の人は割引の料金で入ることができます。

とても大きな温泉でした

地場産の食べ物もいろいろ

夜ごはん

ポカポカになった後は、お待ちかねの夜ごはんです!!自宅ではほとんどご飯を作らない人間ですが、なぜかキャンプでは料理したくなる不思議。今回も色々と準備してきてました。

もちろんまずは今日調達したお肉いただくよ!!!

肉!

玉ねぎとニンニクも炒めて・・・

肉!!!

脂がのっててうまぁーーーーい!!!口の中が幸せでいっぱいに・・・。

お次はお鍋の準備です。わたしの夢は冬キャンプで大好きなきりたんぽ鍋をすること。挫折した年末の寒波キャンプでは自作のきりたんぽを持っていってました。が、そのきりたんぽは翌日胃袋の中へと吸収されてしまったので、今回は生姜をたっぷり刻んで入れたつみれ鍋を作ることに!!!

う!ま!い!!!

美味しいしめちゃくちゃあったまりました!!もちろんお酒もいただきますよっ。

クコの実を入れたホットワイン

もうお腹いっぱい!!!燻製しようとベーコンやチーズも持ってきてたのにそこまでぜんぜんいきつかず・・・。無限の胃袋ほしいぜ。

そんなこんなであっという間に寝る時間!朝から曇っていた空も少しずつ晴れてきて、やっと月が顔を出してくれました。

満月の日だったけど、もうちょっと欠けてました

そして、朝!昨日の夜はまだ平気だったけど、朝はとっても寒かった!!!テントには霜がおりてました。

テント内の結露もすごかった

陽が少しずつのぼるに連れて寒さも和らいできました。

川がキラキラ

頭上の木々では小鳥が朝ごはんを啄んでいました

朝ごはん

昨晩のつみれ鍋の残り汁で、直方駅前の商店街で入手した七草粥をいただくよ!

スーパーで買ったウインナーめちゃうまだった!また買うぞ

ボリューム満点でお腹いっぱい!!

無病息災の願いと、正月で疲れた胃袋を休めるための七草粥のはずなのに、ぜんぜん胃腸休まらないぜ・・・?

さーて、朝っぱらからブランデー飲みつつ、キャンプ終いいたしましょう。

ブランデーに映る木々を眺めながら

さよなら源じい、ありがとう源じい、また会う日まで・・・。

で、源じいって結局だれ?

電車に乗ってのびりお家に帰りましょう〜。

乗り換えのチケット

・・・とはもちろんなりません!!!

へいちくからJRに乗り換える直方駅で荷物をロッカーに詰め込み、昨日ちょっとだけ散策した直方をさらに散策しちゃうよ!!!

へいちく沿線沿いで目撃したロボ

【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2 film:OLYMPUS PEN FT(自家現像)

2023年ことはじめ・後編へつづく▶︎▶︎▶︎