盛岡散策後編です。
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盛岡八幡宮
お寺さんばかりではなく神社にも行ってみました。
何に心を奪われたかって・・・敷地内のわきにいらっしゃる神馬さま・・・(名脇役に目がいってしまうわたくし。いや、脇役どころかわたしにとっては本命です)。
ちびっこお馬さんもいたよ。正面からは見えないけれど、布製のお馬さまもいてものすごく気になった・・・。どうにかして全貌を見たいと思ったけどうまいこと隠れてて無理だった・・・・・。
もちろん本殿にもお参り。今回の旅の安全と好きな写真が撮れることをお願いします。
神社周辺の街歩きもちょっとたのしい。大通りから細い路地に入るといい感じのスナック街がありました。
盛岡の近代建築
土砂降りだった昨日が嘘のような快晴です。少しずつタイムリミットが迫ってきました。そろそろお昼ごはん食べたいなぁ。盛岡に行ったら絶対に食べたいと思っていた福田パンへと向かうことにします。
人魚の写真館
早歩きで福田パンへと向かっていると、いきなり目の前に天上へと駆け昇ろうとする魅惑的な人魚の姿が・・・!!!
思わず心の中で絶叫しながら建物周辺を挙動不審にうろちょろしてシャッター切りまくってしまいました。鼻血が出そうな悶絶建築ですね・・・。 「館」の文字は取れていますが、小原写真館という写真館だったようです(壁面フォントが旧漢字の「寫眞」なのもグッとくる)。どうやらその筋の人たちには有名な近代建築だったらしい。人魚の手の先にも文字が入っていたようです。
ちなみに旅の最中忙しすぎてちっともまともにTwitter、もといXでつぶやけてなかったから、スマホでパパッと撮ったばかりのこちらの写真にその時感じた一言添えて何気なくアップして放置してたら・・・なんと人生初バズりしてました・・・。
悲鳴をあげた pic.twitter.com/seA95sx3VC
— salomery (@Salomery) 2023年8月13日
リプライでこの写真館に関するブログが紹介されていたので、そちらを貼らせていただきます。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
まだまだ人魚を眺めていたいけれどいかんせん時間がない〜!!!さよならして福田パンへと向かいます。
福田パンは街中に何店舗かあるのですが、今回向かったのは一番近かった中ノ橋店。どうやらバスターミナル内にあるようです。中に入ってみると・・・
売り切れというか、お盆休みでそもそも営業してなかったようです・・・。はい、絶望。
朝食べた中華そばとしそ巻きは、散策しているうちにすっかり胃袋から消滅。福田パンを食べれないという絶望により、一気に疲れがやってきました。た、食べ物をください・・・。ふらふらとした足取りで歩いていると目の前に希望の光が差し込みます。
岩手銀行赤レンガ館
目の前に現れたのは、1911(明治44)年竣工の岩手銀行赤レンガ館でした。東京駅と同じ辰野金吾の設計。そんなことはこの時はまったく知らず、ひと目で心を奪われます。みるみるうちにわたしの心に栄養が行き渡り、食べ物のことなんかそっちのけで中へと足を踏み入れていました。
しかし時間がない!!時間がないのだ!!!
有料部分もあってそちらも見たかったのですがそれは叶わず、無料で見れる範囲のみを駆け足で見てまわります。めっっっっっっっちゃくちゃ素晴らしかった・・・・・・。
もっと滞在したかったけどいよいよ時間が心配。体がこの場にとどまりたくて引きちぎれそうになりがなら無理やり脱出・・・。有料部分も見たかったな!
櫻山神社
もうご飯食べるのはあきらめて、ほんの少し残ってた時間で最後に神社へと寄りました。本殿奥に巨石があったらしいのですが、急ぎすぎててまったく気付かず・・・。
手作り感満載のお人形さんたちがあちこちで存在感を放っていました。
最後はバッタバッタ駆け抜けて、これにて本日の盛岡散策終了です!!!
最後に
今回の目的は鹿踊だったため建築関係はまったく調べていなかったのですが、盛岡は素晴らしい建築があふれる街であることを初めて知りました。気の向くままに歩いていているだけでこんなにも素敵な建物に遭遇してしまうんだもの・・・(昨日出会った公会堂然り)。きっともっとたくさんあるんだろうなぁ。でも、人魚の館とレンガ館を見れただけでも大大大満足なのでした。
さて、素晴らしい近代建築にすっかり夢中になってしまい、ご飯を食べる時間がなくなってしまいました・・・。電車の中でクエン酸ドリンクをチューチュー吸いながら、ついに四国の鹿ちゃんズのルーツである東北の鹿さまたちに会いにいくぞ・・・!!!!!
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2
⑧台風危機一髪!岩手お盆ひとり旅2023 へとつづく▼▼▼