彷徨する旅のアーカイブ

旅先や日常で出会った「非日常」の記録

秋田青森ひとり旅2022【青森・弘前建築めぐり・前編】⑫

早朝から一仕事終えて、再び弘前駅へと戻ります。それでもまだ朝の8時。時間はたっぷりあるよ!昨日街中まで歩いたらなかなかしんどかったので、今度はちゃんとバス移動。しかも昨日購入した津軽フリーパスで乗れるじゃん!(この時はじめて気づいた)

CONTENTS

朝食タイム

マタニ(Matani)

まず向かったのは、洋菓子とパンを販売している昭和6年開業のマタニ。

面長な建物ズ

長年弘前市民に愛されているお店のようです。アップルパイも有名らしいけど、14時以降の販売なので購入される方は要注意。

わたしが入店した8時半過ぎには品数が少なくてあまり選べず。でもどれも美味しそうで、特に洋菓子が気になりました。超厳選してパン1個と小さな焼き菓子をいくつか購入。近くのコンビニでコーヒーを調達し、マタニさんの真向かいにある広場へ。

レトロ建築と岩木山が見える最高のロケーション!

わくわく!

素晴らしきモーニングの完成です・・・!!!

やっぱり焼き菓子美味しかった!今回の長旅の中で唯一ゆっくりできた時間でした。

広場のトイレに入ったらリンゴの鏡でかわゆ!

弘前建築巡り

弘前市は素晴らしき洋風建築であふれてる街。本来なら一日時間をとってたっぷり建築巡りしたいところですが、今回は鬼コをハントすることがメイン!グッと我慢して、午前中のみ建築巡りすることにしました。

旧第五十九銀行本店本館

まずは朝食を食べつつ外観をたっぷり楽しんでいた旧第五十九銀行本店本館へ。明治37年竣工の弘前を代表する洋風建築で、ルネサンス調の意匠をほどこされたその姿は優美かつ威風堂々としています。

扉の装飾のシルエットが素敵!

階段から2階に登ります

ルネサンス調のテーブルには気品のある横顔が!過剰な装飾大好物!!

天井には唐草革紙を使用。当時のまま残っているのは全国でも少なく、大変貴重なようです

屋根裏と塔屋に続くこちらの階段には、保存の観点から登ることができませんでした。残念!

昔の建物でよく見る雷文の絨毯だったので、受付の人にこれも当時のものか聞いたんだけど、わからないとのことだった(ビニール被せてるくらいだからきっとそうだよね?)

いつでもどこでも隙あらば岩木山を撮る

ブルー×イエローの組み合わせが美しい

階段のたまらぬ曲線

他にも見たい建築がいろいろあるから、ささーーーっと素早く見学するつもりが結局1時間近く滞在してました。素晴らしき建築の誘惑からは逃れることなどできない・・・

光がとても美しかった(film)
ライトアップ

昨晩、弘前城からの帰りに見かけた旧第五十九銀行本店本館も、息を呑むような美しさでした。

(film)

こりゃ時間がいくらあってもたりんぞ!

と、思いのほか時間をとってしまったことに焦りつつ、炎天下の弘前に飛び出します。

三上ビル

旧第五十九銀行本店本館のすぐ近くには、昭和2年竣工の三上ビルが。

電線めー!

日本基督教団弘前教会

日本基督教団弘前教会(明治39年竣工)は、中の見学ができないので外観のみを見学。

ぼろぼろの木製の看板に胸が高鳴る

石場旅館

教会のすぐお隣には明治12年頃に建てられた石場旅館があります。実は一番最初に予約を取ろうとして失敗したお宿です。いつか泊まってみたいなー!(ていうか旧第五十九銀行本店本館から数分歩いただけでこんなに歴史的な建物に出会えるだなんてすごくない?)

旅の2週間前に、さくらまつり時期の予約を取ろうとするのは無謀

敷地内には春なのに赤い紅葉が

弘前建築巡りはもう少し続きます。

【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2 film:KONICA AUTOREX

秋田青森ひとり旅2022⑬につづく▶︎▶︎▶︎