弘前建築巡り、後半戦!
まるで真夏のようなじりじりと照りつける太陽。ふと手拭いをほっかむりしてみたらものすごく快適!!超気に入ってしまいました。冒頭からどうでもいいほっかむりトークすみません。
CONTENTS
カトリック弘前教会
次に向かったのは、実は個人的にとっても楽しみにしていた1910(明治43)年竣工のカトリック弘前教会。ロマネスク様式の木造モルタル造りです。
早速中に入ってみます。
畳の教会
何を隠そうわたしは畳の教会が大好きなのだ・・・!!
和洋折衷がたまらないのでございます。マリア観音とか、潜伏キリシタンとかも・・・(今回は関係ないけど)
マリア様も日本人な風貌で描かれていました。
ステンドグラス
ステンドグラスは1984(昭和59)年〜1993(平成5)年にかけて製作されたもので、比較的新しいもののようです(わたしのトキメキセンサーに引っ掛からなかったのはそういうわけか)。
祭壇
そしてなによりもわたしの胸をギュンギュン刺激したのがこちらの祭壇。
美しすぎて萌え死にしちゃう・・・!!!
なんとこちらの祭壇、1866(慶応2)年に作られたものとのこと!そんな古いものだったなんてー!!!しかもベルギーのアントワープで開かれた展覧会では、ゴシック様式のものとしては最優秀賞を受けた芸術作品らしい。オランダの聖トマス教会にあったものを譲り受け、1939(昭和14)年に設置されたそうです。(教会で購入した小冊子「カトリック弘前教会」より)
ほんとに素晴らしすぎたので、小さな教会なのにずっと居座ってたくさん写真を撮ってしまいました。
手前のミサ祭壇の真ん中の装飾には、聖書の上に乗る羊。
意味深なシンボルにもギュンギュン!高校生の頃からシンボル辞典なるものを好んで読んだりしていました。
聖母マリア像
興奮しすぎて息も絶え絶え・・・。
ここでも約1時間は消費してしまいましたよね・・・だって素敵すぎたんだもの。後悔はありません。
名曲&珈琲 ひまわり
お昼は喫茶店で食べることに決めていました。旅の初日に泊まったドミトリーのBARで出会った弘前出身の女の子におすすめされた「ひまわり」という純喫茶。わたしもGoogleマップに星をつけていたので、これはもういくしかないと心に決めていたのです。
が!なんと!!!
貼り紙には「5/6(金)代休」(今日の日付)の文字が。
GWめーーーっ!!!!!
昨晩もさくらまつりの中華そばにフラれたし、今回は食べ物に振られてしまう運命なのかな・・・?涙
気を取り直して再び散策スタートです・・・。
弘前昇天教会
大正9年に建てられた弘前昇天教会。まず外観が大好物すぎる!!!
こちらは残念ながらコロナの影響で、中は見学できませんでした。
若い頃はゴシック建築(天まで届け!な尖塔が特徴)が大好物だったんだけど、年を重ねるごとにこのような赤煉瓦の素朴な雰囲気の教会にも心惹かれるようになりました(でもこちらの建物もゴシック様式ではあるらしい)。中も見学したかったなー。
ふと足元に目を移すと・・・こ、これは・・・。
もしや昔使用されていた教会のパーツなのでは・・・!??
現在の建物についているものはとても綺麗。野ざらしになってるけど、これってもしやとても貴重なものなのでは・・・??(どなたか真実を教えて!)
ちなみに教会のすぐ近くにある弘南鉄道の駅がとてもとても古くて渋かった。
路上散策
ここからはぶらぶらして気になったものたちを。
実はこちらの弘前中央食品市場がとても気になっていたのですが、今年の3月に閉鎖してしまったようで・・・。残念です。
銀水食堂
まーーーったく見れてないけど、建築巡り&路上散策はいよいよタイムリミット!ほぼ旧第五十九銀行本店本館と弘前カトリック教会で終わってしまったね・・・。
正午を過ぎて小腹も空いてきたので銀水食堂へ。
こんな雰囲気の食堂大好き!
この日はGWの連休明けの金曜日。仕事のお昼休みと思われる男性たちがテレビの方向をみんな見て食べてるのも印象的でおもしろかったです。基本土日祝が休日の身としては、平日の日常を垣間見れるのってなんだかたのしい。
生姜焼き定食をチョイスしたらめっちゃボリューミーだったよ!生姜焼きはもちろん美味しんだけど、つけあわせのポテサラがおかわりしたいほど異様においしかった!!ごちそうさまでした〜。
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2 film:KONICA AUTOREX
秋田青森ひとり旅2022⑭につづく▶︎▶︎▶︎