目覚ましが鳴るよりも1時間ほど早く目が覚めました。カーテンを開けると外はどしゃぶりの雨・・・。
天気予報を確認するとどうやら今の時間帯が一番酷いらしい。その後は曇り、降っても1mm程度の雨予報。前確認した時よりもだいぶよくなってる!神様が味方してくれているようです。
CONTENTS
朝食
2度寝しないならスチャッと早めに起きて準備すればいいのに、布団の中でスマホ(ついったとかついったとかついったとか)をだらだら弄んでしまうからいけません・・・。
そうこうしているうちにあっという間に目覚ましが鳴りました。身支度を整えリビングへ。昨日宿のパン屋さんで購入したあれやこれやで朝ごはんです。もちろん湧水もいただくよー。
宿泊客の2人組が食事しにやってきたのでちょっとだけ雑談。こういうお宿では、はじめましてな旅人たちとの何気ない会話がうれしいね。大大大の人見知りではあるけれど、フィーリングが合えばとっても楽しくお話しできるのだ。
竹田と登山
なんと2人は和歌山県からはるばる登山しにきたんだって!宿のご主人から聞いた話では、なんでも竹田は日本百名山に選ばれている3つの山に囲まれていて(山の名前ははわからぬ・・・)、1度に3つの山を制覇するのにちょうどいい位置にある竹田に泊まる登山客が多いらしい。なるほどねー!2人もやっぱりその3つの山に登るためにこちらの宿を選んだとのことでした。
そんなわけで、登山したい方もこちらの宿をオススメします!!(もはや宿のまわし者と化している)
朝の城下町
旅先での一期一会の出会いをたのしみつつ、いよいよキリシタンを巡る旅2日目の開始です。
外にでると・・・雨!止んでる・・・!!!
気持ちのいい朝。雨の上がった城下町を歩きます。
城下町の風情ある街並みに胸トキメキ。
するする路地に吸い込まれていきます。
廉太郎トンネル
現れたのは瀧廉太郎トンネル。トンネルを通ると瀧廉太郎のメロディーが流れるという仕組み。なんだか可笑しくて何度も往復したくなります。
本来のトンネルの名前は「溝川トンネル」。明治中期頃に掘られた素掘りのトンネルを、昭和62年にメロディートンネルとして改修して現在の形になったとのこと。
禁教令が廃止されて18年後の1891年。瀧廉太郎は12歳〜14歳の時に竹田で過ごし、その家屋が現在では記念館として公開されています。このトンネルの先にあるのですが・・・もちろん時間が足りなくて行けません・・・涙涙涙
クリスチャンだった瀧廉太郎
実は、上京した瀧廉太郎は洗礼を受け、キリスト教徒となります(竹田での滞在が影響したのかは不明。元々幼少の頃から身近に熱心なクリスチャンがいて讃美歌も歌っていたらしい)。
なーんと彼が作曲した有名な「荒城の月」は、後にベルギーのシュヴトーニュ修道院で編曲され「ケルヴィム讃歌」という讃美歌として歌われているんだって!
気になったのでYouTubeでさがしてみました。まずは本家の「荒城の月」。聞き馴染みのあるメロディーです。
そしてこちらが「ケルヴィム讃歌」。
う、美しい〜!教会で歌われていても違和感ない。むしろこっちの方が好き・・・。
なぜ讃美歌として歌われるようになったかは以下のサイトに詳しく書かれていました。興味深し。
『荒城の月』とヘルフィム賛歌 - 西戸崎キリスト教会 キリスト教会 西戸崎バプテスト教会 szch szch.jimdo.com
竹田市歴史文化館・由学館
お次は竹田市歴史文化館・由学館へ。
なにやら綺麗でオシャンね・・・!?
と思ったらなんと隈研吾の設計。館内の写真を撮っていいかスタッフに訊ねると、展示品ではなく全体を撮るのであればOKとのこと。きっと建築目当てで訪れる人も多いんだろうなぁー。
で?隈研吾の建築を見にきたのでなければYOUは何しにここへ・・・?
そう、ここには竹田キリシタンにまつわる最大の謎、サンチャゴの鐘が展示されているのです・・・!!!!!見れてうれしい。サンチャゴの鐘についてはまた後のブログで取り上げますのでしばしお待ちを・・・。
実はこの場所にいたのはほんの2、30分ほど。今回は残念ながら館内の岡城ガイダンスセンターをちょろっと見ただけでした。なぜなら時間が!ないからだ・・・!!(毎度おなじみ)
城下町としばしの別れ
なぜそんなに急いでいるかというと、昨日に引き続き今度はバスに乗って城下町を抜け出し、郊外へと飛び立つからであります・・・!!ゆっくり城下町散策なんてできやしないよー。
バス停に向かっていると、武家屋敷通りに繋がる「歴史の道」の入口がありました。
歴史の道の入口を通り過ぎたあたりにバス停発見。
歩いてきた道を振り返ると・・・
キリスト看板を見つけると上がりますよね?(共感者求む)
バスを待っているとポツリポツリと再び雨が・・・。お願いだから降らないで・・・!!少し遅れてやってきたバスに乗り込り込み、目的地に着くまでに雨が止むことを願うのでした。
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2
⑨竹田キリシタンを巡る旅へとつづく▶︎▶︎▶︎