朝の8時過ぎ。御荘からバスに乗り込み、朝日を浴びてキラキラときらめく海を眺めながら行ってみたかったあの場所へ・・・。
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石垣の里
御荘から30分ほどバスに揺られて到着したのは「石垣の里」として知られる愛南町の外泊地区。
よみがえる新日本紀行
わたしがこの場所の存在を知ったのは、NHKの番組「よみがえる新日本紀行」でした。
番組内で見た昔の石垣の里の風景が忘れられなくて・・・!!!
この放送から55年後の2022年。このままの風景が残っているわけないけれど、その名残を感じたくて実際に行ってみることにしました。
外泊地区の歴史
バス停のすぐ近くに外泊についての解説板が設置されていました。以下抜粋。
外泊地区は、隣接する中泊地区の人口が増加した幕末、当時の集落の指導者でもある当主が分家移住を発案し、次男三男を対象に募集し興したといわれる。谷をおさめて川とし、これを基幹に屋敷の造成にとりかかり、全戸が入居したのは明治12年頃だった。独特の家並みを形成する周囲に高々と積み巡らされた石垣は、外洋からの強風や塩害から、家屋を守るため造られたもので、その景観から「石垣の里」として知られています。
まずはトイレ休憩!!!と、海沿いにある休憩所しおかぜへ。無人の建物内には、昔の石垣の里の古写真が展示されていました。
散策
さっそく石垣の里を散策!!
平日だったからか、観光客も1組ほど見かけただけで、ほぼわたしの独り占め状態でした。映像で見た花嫁さんが歩いた道はどこだろう・・・?なんて思いながらうろうろうろ。
風がとっっっても強くて怖いくらいでした。
お昼ごはん
まだ10時くらいだったけど、早めの青空ごはんをすることにします。石垣と青空と海をひとりじめ。なんて贅沢な時間なのだー。
のんびり休憩して再び散策。石垣の隙間から植物が咲いているのも好きだったなぁ。
石垣荘
当初は宿泊する予定でいました。旅の計画を立て始めた1週間前、「石垣荘」に電話したところやはり予約はいっぱいで宿泊できず・・・。部屋からは石垣と海が一望できるそうです。いつか泊まってみたいなぁ。
屋敷神様
民家?の奥の石垣には大漁と事業の繁栄の神様が祀られていました。散策MAPに載っていたから入らせてもらったけど、よかったのかな・・・?(ドキドキ)
そしてついに!石垣に黒猫さまがご登場・・・!!!きゃーーーありがとぉぉぉーーーーー!!!!!
って思ったら・・・カメラがうまいこと動作せず、みごとピンボケ。チャンスを活かせない残念なあたくし・・・。
若宮天満神社
ちなみにこの地でも秋祭りの神事が行われていたようです(宿に予約を確認した時にちらっと聞いた)。バス停近くにあるこちらの神社かな?通常は鹿踊りや牛鬼もやっているのかしら〜。いつか見てみたいな!
ダルマ焼酎
もっと、もっとなんかちょーだい!!なんて思ってバス停後ろの建物(待合室?)を覗いてみたら・・・
ダルマ焼酎のベンチはっけーーーーん!!!宇和島市内からのバス移動中に看板見かけて気になってたやつだーーー。
広島市の中国醸造さんが今でも作っているお酒で、創業時は虎や七福、天狗、ダルマ等の銘柄があったけど、大正8年に七転八起の縁起良い「ダルマ焼酎」がメインのお酒になったのだって。焼酎飲まないからぜんぜん知らなかった。有名なお酒なのかな?
最後に
お隣の中泊地区にも歩いて行ける距離。時間があれば行きたかったのだけれど、外泊地区を3時間半ほどたーーーっぷり堪能してしまいました。テレビで見てグッときた場所に実際に来れて嬉しかったです。お天気にも恵まれてほんとよかったな!
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2 film:CONTAX Aria
⑦秋の愛媛南予ひとり旅2022へとつづく▼▼▼