5月某日、志賀島にあのゆるゆる絵馬が奉納されてるお堂があるというので行ってきました。 ✳︎詳しくは「奥深き絵馬の世界 vol.1〜vol.3」をご覧ください。
フェリーで志賀島へ
志賀島は橋でつながっているので陸続きでも行けるのですが、今回は博多港からフェリーで向かうことに。レトロな博多ポートタワーも初めて間近で見ることができてうれしかった!(ちなみに大分の別府タワーや、大阪の通天閣なども同じ人が作っています)
さっそくフェリーに乗り込み出発!!
志賀島ぶらぶら
博多港ターミナルからフェリーに乗って約30分。志賀島に到着です。細い路地をうろうろすると、心惹かれる光景があちこちにありました。やっぱり島が好きだなぁとしみじみ。
カメラを構えたら紋白蝶が何匹もぶわっと舞って、ここは天国かな…?ってなったよ。
こぶれき地蔵
その路地の一角に、これまで追いかけてきた例の絵馬と同じ絵柄のものが奉納されたお堂があります。
もう今は新しい絵馬は奉納されていないようで、年季の入った絵馬が数枚お堂内に残されていました。蝋燭には火が灯っており、近所の人々が日常的にお参りしていることがわかります。
![f:id:salomery:20210523154745j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salomery/20210523/20210523154745.jpg)
![f:id:salomery:20210523154740j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salomery/20210523/20210523154740.jpg)
志賀海神社
志賀海神社にも行ってきました。
まずは本殿へお参り。そしてお目当ての鹿角堂(しかつのどう)へ。
祠の中には一万本以上とされる鹿の角がびっしりと奉納されており、なかなか圧巻の光景です。なんでも神功皇后が対馬で鹿狩りをされた際に奉納したのが起源で、それ以降祈願成就の際に納められてきたものとのこと。
角だけと思いきや、頭蓋骨や、歯がびっしりとついたままのものまで…。
ちなみに「志賀島」=「鹿の島」から来ているわけではなく、「近島」と呼ばれていたものが訛ってそう呼ばれるようになったそうです。詳しくは調べてみてね。
神社の入口にはお清めの塩ならぬお清めの砂が。それに気づいたのが帰る時という…。でも本殿にも同じものがあって、お参りする時に清めたからゆるして…!
名物サザエ丼
鹿の角に夢中になっているといつのまにかお昼を過ぎておりました。志賀海神社へ向かう途中で見かけたいい感じの地元の食堂へと向かいます。
名前を記入して、裏路地をうろうろ散歩しつつ、数十分ほど待ってやっと入店。壁には色紙がずらりと並んでいて、華大さんをはじめ、松っちゃんや、ロンブー敦まで。こんなに人気のあるお店だったとは!
飲食店で見かける率の高い蛭子さんのサインは見つけられず…。蛭子さん見つけると嬉しくなるのよね。
周りを見るとどうやらサザエ丼とサザエのつぼ焼きをセットで頼んでいる人が多いらしい…?確かにつぼ焼きは映えるわね…!んでも実はそこまでサザエ好きなわけではないので丼だけにしました。
本当はスパイスカレー屋さんに行く予定だったけど、やっぱり昔ながらのお店に惹かれてしまうよね。また近くに行く機会があったらカレー屋さんに行きたいと思います。
ナツメ書店/Sleep Coffee and Roaster
お昼ごはんを食べたらやっぱり茶をしばきたいよね!というわけで、隣の地区の西戸崎になにやら素敵そうな本屋兼カフェを見つけたので、バスに乗って行ってみることに。昔の建物を改装したお店がとてつもなく好み!!本屋はあまり普通の本屋さんでは見かけないこだわりの本ばかりで面白そうでした。(店内は撮影禁止)
わたしが行った時は感染対策として、カフェは事前予約していないと店内で飲食できないようになっていました(現在は緊急事態宣言中のため休業中のようです)。残念に思いつつ、お店の外の椅子で飲食してもよいとの事だったので、カフェオレとカッサータをもぐもぐ。焼きたてのスコーンもお持ち帰り。とても美味しかったです!
行きはフェリーでしたが、帰りは電車で帰ります。
最後に
絵馬を見に行ったのですが、鹿角堂がとても印象に残りました。モノクロフィルムで撮るつもりが、そんな日に限ってモノクロフィルムを忘れるという…。かわりにデジタル撮影した写真をモノクロにしてみたのでご賞味ください。
骨にはモノクロが似合う。
【使用カメラ】フィルム:Olympus OM-1、デジタル:FUJIFILM X-T3、iPhone SE2
奥深き絵馬の世界 vol.5〜完結編〜へつづく▶︎▶︎▶︎