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浅草から日光へ
深夜1時過ぎに就寝して5時過ぎに起床。つまりは睡眠約4時間・・・っ(白目)まだ辺りが薄暗いなか宿を出発します。夜通し呑んでたと思われる酔っ払いに絡まれつつ(前日の夜も絡まれた…それが浅草…なのか?)、駅へと歩いて行きます。


東武浅草駅から始発の特急列車に乗り、いざ日光へ!! 今回の旅はTHE 観光地からのスタートです。

約2時間ほどで東武日光駅に無事到着。日光はずっと昔から行ってみたい場所のひとつでした。ロッカーに荷物を預け、日光東照宮などの観光スポットのある方へ歩いて向かいます。








古い建物がちょこちょこ点在している感じでした。こちらの建物がとても気になった・・・!(時間がなくて中には入れず・・・)



日光金谷ホテル
まずは駅から歩いて30分ほどの日光金谷ホテルへと向かいます。1873年(明治6年)開業の現存する日本最古クラシックホテルです。

今日の宿泊はこちら・・・というのはもちろん嘘で、前日にネットで予約したモーニングをいただくため。(ほんとは泊まりたいけど貧民には無理だからぁぁぁーーーーー!!!)高級なクラシックホテルでモーニングを食べたい…という理由よりも、ホテル内に入って室内を見学したかったのです。ドキドキしながらホテル内へ。




近くの日光東照宮の彫刻を彷彿とさせる彫刻があちこちにありました。メインダイニングルームのある2階へと続く階段を登っていくと、神社やお寺で見かける木鼻が・・・!!!


メインダイニングルームの入口に到着。まず真っ先に目に飛び込んでくるのが、赤く浮かび上がる宝珠のような不思議な照明(?)。かっこいい〜!!!




あぁ、3階まで登っていきたい・・・赤い絨毯の廊下をずっとを歩いて行きたい・・・。けど宿泊客じゃないのでグッと我慢します。
見学は後にして、まずは優雅に朝食をいただきますよ!


わたしは昨日ここに泊まったんだ・・・・・
と、思い込みながら食べる高級モーニングです(2,640円)。

オムレツも美味しかったけど、パンがとても美味しかった!旅の最終日だったら金谷ホテルベーカリーでパンを買って帰りたかったです。

朝食を食べ終わるといつの間にか他の客はいなくなっており、残っているのはわたしだけ。メインダイニングルーム内の撮影していいか確認するとOKだったので、少しだけ見学させてもらうことにしました。






格子天井や柱の装飾や彫刻など素晴らしい〜!もともとホテルのロビーだったのを昭和11年に現在のメインダイニングルームに改装したとのことで、現在でも明治時代の装飾をあちこちで見ることができます。室内の装飾もさることながら、窓に切り取られた紅葉がまるで絵画のようでとても美しかったです。

1階へと降り、これだけは写真を撮るのを忘れてはいけない・・・!と、前もって撮る気満々だった彫刻を探します。


いたーーーーーっ!!!!!
ロビーから別の棟へと向かう通路入口の頭上に鎮座する「金谷の眠り猫」。明治期に活躍した森乙丸氏の作品とのことです。もちろん日光東照宮のあの眠り猫を模しています。かわいいねぇ。これから日光東照宮へオリジナルの眠り猫を見に行くのが楽しみです。
全国のクラシックホテルを訪れたいなぁ。いつかは泊まってみたいけど、なかなかひとりだと厳しいので(金銭的にも)、お食事や喫茶であちこち見学していきたいです。次は箱根の富士屋ホテル目指すぞ・・・!!!

【使用カメラ】film : CONTAX Aria、digital : FUJIFILM X-T3、SIGMA quattro dp3、iPhone SE2
栃木・福島ひとり旅2021③へつづく▶︎▶︎▶︎