本日の宿であるドミトリーに帰り着いたのは19時前。
こちらが本日のお宿、CAMOSHIBA(カモシバ)です。
CONTENTS
CAMOSHIBA
CAMOSHIBAは、約100年前の古民家を改装した宿泊施設兼BAR。オーナーのご実家は横手市で100年以上続く麹屋さんとのことで、BARでは発酵をメインにしたメニューを提供しています。
前日は過酷な夜行バスだったので、初日からドミトリーはきついかとも思ったのですが、古民家にも発酵にも興味があるわたしにぴったりの宿じゃない??というわけで、こちらの宿を選びました。
明るい時の建物の写真もどうぞ。まずは外観。
宿泊するレディース専用ドミトリー(個室や男女共用ドミトリーもあり)には、ベッド内に折りたためるテーブルや鏡もあり、なかなか使い勝手がいい感じに工夫されていました。
こちらの記事を見て知ったのですが、なんと増田町で見学してきたような内蔵もあったようです!見たかったぁ〜。2階の個室からは扉が見れるようになっているそうです。
発酵バルでの夜ごはん
お昼ごはんを食いっぱぐれたのでもうへろへろ・・・。まずは宿泊所と同じ建物内にあるBARへ。
カウンターに案内されると、隣には二人組の先客がいて会話がはずんでおりました。こう見えて(どう見えて?)人見知りなもので、一人の世界に入りこむことを決め込む・・・。
色々と美味しそうなおつまみなどもあって迷ったけれど、がっつり食べたかったので夜定食をいただきます。まずは小鉢が2品。いぶりがっこと、白いキノコのマリネ。どれもとても美味しかった!
CAMOSIBAではOK,ADAMというブランドでオリジナルのハードサイダー(林檎の発泡酒)を作っているそうです。写真に写ってるグラスの中身もそのお酒のひとつ。まるで林檎ジュースみたいにジューシー!美味しかったです。
現在は醸造所を立ち上げるために、サポーターを募っているとのこと。なかなか面白そうな活動をしているね!近くに住んでいたら通いたくなるBARだと思いました。
冷蔵庫の中には他にも色々な気になるお酒が置いてありました(自分で自由に取るスタイルのようだった)。
ひとりの世界に閉じこもろうとしていたのですが、隣の女性がとても人懐っこい方で、にこやかに話しかけてくれました。自分の旅の目的を話したり、これから向かう先の情報なども教えてもらったり、他にもいろいろ。とっても楽しかったです。
この日のメインはカレー。パリパリしていて不思議な食感で美味しかった!お味噌汁も出てきたけど、話に夢中でカレーあたりからもうまともな写真がなかったんだ・・・。カレーも美味しかったけど何でパリパリしてたのかもよくわからない・・・
Barでの交流が意外にも楽しかったのでもっとゆっくりしたかったけど、夜行バスでの疲れ&翌日も早いので早々に退散。短い時間でしたがとてもよい夜でした。
人見知りだけど、生まれて初めてドミトリーのよさを感じた日でした。いろんな場所から宿にたどり着いて出会っては別れる長い人生の中で一瞬交差する場所。一期一会な感じがとてもよかったです。
明日の準備
さて、明日の準備です。実はあるものを某ネットショップから購入し、こちらのお宿に発送してました(事前に宿に連絡して受け取ってもらってた)。
そして無事入手したのがこちら・・・。
そう!熊よけスプレーです!!!
(危険物のため飛行機に持ち込めない。本当は電車にのるのもダメということを説明書を見て知った・・・)
九州に住んでいたら山道歩いてて心配することなんて、車と人さらい(え?心配しない??)くらいだと思うのですが、なんと!本州には熊がいる・・・!!!そのことに気づいたのは旅の1週間ほど前。昨今では山に餌がなくて人里に降りてくる熊もいるという・・・。(ちなみに北海道にいるのがヒグマ、本州にいるのはツクノワグマということも今回初めて知った。またひとつ賢くなったYO!)
もちろん秋田の熊出没マップもチェック!行こうとしてるとこの近くに熊出てんじゃん・・・。
もう春先に冬眠から目覚め、お腹をすかせた熊に食べられるイメージしかわかないよ・・・!!!
熊は臆病な生き物なので、人がいるアピールをするとむやみに人には近づいてこないのですが、最悪出会ってしまった時の対処方法や伏せるポーズなども調べてイメトレもしたりしてました。
ちなみに学生の頃、富士山でのバイト募集があったので行こうかと思ったのですが、その後富士山が噴火する夢を見たので辞めたということもありました。以上、わたしがどれだけ心配性であるかというちょっとしたエピソードトークでした。
そんなこんなで明日に向けて万全の準備を整え、体調のことも考えて早々に就寝。ドミトリーだけど騒がしいこともなく、耳栓もしてたので熟睡で朝を迎えました。
2日目の朝
6時半に起床し準備を終え、早々に移動開始!!(チェックアウト不要で、勝手に外に出ていいお気楽なスタイル。出発が早すぎて無理だったけど、こちらの朝食もいただいてみたかったー)
CAMOSIBAの近くの建物もなかなか素敵な建物があって気になりました。特に気になったのがこちらの趣のある木造建築。
短い滞在でしたが、CAMOSIBA周辺もじっくり散策してみたいと思う地区でした。また近くを訪れる際には利用したいです。今後の活動が楽しみなCAMOSIBA、ぜひ皆さまも訪ねてみてください。
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2
秋田青森ひとり旅2022⑤へとつづく▼▼▼