朝っぱらから坂出散歩スタート!!
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てくてくてく。港へと向かって歩いて行きます。
港町育ちなので、港をみると落ち着きます。
港沿いには金毘羅宮がありました。
てくてくてく。目指している建物が海に浮かんでいました。
知らない街を歩くの大好き!!
ボロボロの渋かっこいい船が浮かんでいました。
そしてついに・・・
旧坂出港務所
旧坂出港務所へと到着!
めちゃくちゃカッコイイーーーーー!!!
1934年 (昭和9年)竣工で、香川県に唯一残る戦前の建物だそうです。上部がまるで迷宮のようでうっとり!塔の部分に丸い跡があるけど、時計とかがついてたのだろうか?
写真をひたすら撮りまくっていたら、隣に車が止まったのでビクッ!
っとしてたら、おっちゃんがもし車で来ているなら・・・と近場のおススメの撮影スポットを教えてくれました(なんて親切!)。残念ながら徒歩なのでお気持ちだけ。こういうちょっとした地元の人との交流がうれしんだよね〜。
思う存分旧坂出港務所の撮影をして大満足!
だけど、中も公開してほしいなぁー。上の階がどんな感じになってるのか見てみたい。昔はここで撮影等も行われたことがあるそうです。今はずっと放置されている感じだったのでもったいないなぁ・・・。
さて、再び商店街へと戻りましょう。
と、その前に・・・。ここに辿り着く前に、実はとっっっても気になる建物を見つけて帰りにぜったい行こうと思っていたのです。
坂出のアール・ブリュット
それがここだ!!!
見た瞬間、
なんじゃこりゃぁぁぁーーーー!!!!!
と思わず心の中で松田優作ばりに絶叫しました(古くてすまん)。
「高木米穀店」って書いてるからお米屋さん?お米屋さんなの??しかも「讃岐民芸社」とも書いているよ?いったいどうゆこと???
アール・ブリュットな雰囲気プンプンだよーーーー!!!
アール・ブリュット
既存の美術や文化潮流とは無縁の文脈によって制作された芸術作品の意味で、 英語ではアウトサイダー・アートと称されている。加工されていない生(き)の芸術、伝統や流行、教育などに左右されず自身の内側から湧きあがる衝動のままに表現した芸術である。フランスの画家ジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet 1901-1985)によって考案されたことばである。
以下ページより参照
アール・ブリュットとは|ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート |アール・ブリュット/交差する魂
興奮しまくりながらシャッターを押しまくります。建物の掃除をしていたおばさまに好奇心を隠せずにお話を聞くと、すべて旦那さんの父親がつくったものとのことでした。ステンドグラスは数年ならっただけであとは独学。「ビッグバンやー」って言いながら作ってたとか!!!(もう岡本太郎ばりじゃん)なんと7〜80歳くらいで作ってて、92歳で亡くなったとのことでした。
屋根の上にあるステンドグラスの地球儀は夜になると光るらしい。
こちらの地図は、舅にとって思い出のある場所なんじゃないかなーと話していた。
中も素敵なステンドグラスで飾られていました。
おばさまが、舅が残した「遺産」と思ってると話しているのが印象的でした。展示した方がいいと全力で薦めたよ!都築響一さんあたりが注目してくれないかな・・・?すでに知ってたりする??どなたか行動力のある方よろしくお願いいたします!!!(いつも他力本願)
たーっぷり見学させてもらって本当にありがとうございました!!!そしてなんにも買わずにごめんなさい・・・。ちなみにお隣の古い建物は息子さんがされている食べ物屋さんとのこと。オープン前だったので食事をいただくことができず無念・・・。
お食事処について書いている方のブログがありましたので、気になる方はどうぞ▼▼▼
素晴らしきアートを見たあとはぜひお食事にもお立ち寄りください!!!(せめて宣伝で罪滅ぼし・・・)
昭和初期の建築から、キレッキレの現代アート見学までして大満足の坂出観光のすべりだし。新しい魅力を発見できてとっても嬉しかったです。
【使用カメラ】digital:FUJIFILM X-T3、SIGMA dp3 quattro、iPhone SE2 film:CONTAX Aria
香川徳島ひとり旅2022③へとつづく▶︎▶︎▶︎